「8時間ダイエット」とは1日の食事を8時間以内に摂り、残りの16時間は断食して過ごすダイエットです。
好きなものを食べながら、痩せたいといった人にピッタリな方法です。
しかし実際に、1ヶ月でどの程度痩せることが出来るのでしょうか?
ダイエット中に好きなものを食べてもいいと言われて、本当に痩せられるの?リバウンドしないの?と疑いたくなる人は多いかと思います。
この記事では、8時間ダイエットを実践した人が1ヶ月で何キロ痩せることができたのか、口コミを確認しながら、8時間ダイエットを成功させる方法、行う際の注意点を解説していきます。
目次
8時間ダイエットは1ヶ月で痩せることができる
はたして、8時間ダイエットは1ヶ月で何キロ痩せることができるのでしょうか?
8時間ダイエットに成功した人の口コミを集めてきたので、まずはご覧ください!
口コミ①
8時間ダイエットして1ヶ月が経ったけど2キロ痩せることが出来た!全然運動とかしてないしなんならお菓子とかバクバクたべちゃったけど成果が出て嬉しい(๑′ᴗ‵๑)
運動もこれから続けていきます!!
— なも (@namonaki__elnea) April 14, 2021
口コミ②
口コミ③
口コミ④
今まで色んなダイエット試してたけど三日坊主過ぎて続かなかったくせに8時間ダイエットはじめて1ヶ月経ったけどちゃんと続いてるし5キロも落ちたのほんまにすごい。
目指せ(体型だけでも)aespa
— うなちゃ (@woonhak_1129) January 2, 2022
口コミ⑤
8時間ダイエット初めて1ヶ月過ぎてた
結構続いてるなぁ、少し痩せた(結構?)1ヶ月で6kgなら痩せた方だよね(汗)
ついつい焦ってしまう
お肉付き過ぎてるからどうしても焦ってしまうわ
— ぽたけけ (@Tanakahaha1971) June 19, 2021
8時間ダイエットは運動なしだったとしても、1ヶ月で2キロ程度痩せている人が多いです。
人によっては、1ヶ月で5から6キロ痩せられる人もいます!
8時間ダイエットが痩せられる3つの理由
「8時間ダイエットは1ヶ月で痩せることができる」で8時間ダイエットの口コミを確認していきました。
結果としては1ヶ月で効果が出たといった声が多かったと思います。
ではどうして1ヶ月という短期間で痩せることができたのでしょうか?
その理由を知ることでリバウンドなく、より効果的に8時間ダイエットを実践することができます。
自然と食べる量が減るから
8時間ダイエットでは自然と食べる量が減り、痩せやすくなります。
食事時間の制限があるため、3食のうち2食程度しか食べられない場合が多いからです。
1食で摂取できる食事量には限りがあるため、1日の総摂取カロリーが低下します。
仮に3食で1800kcal摂取していた人が2食になったとしたら、1日あたり600kcalのマイナスとなります。
夕食の時間が早くなるから
8時間ダイエットでは夕食の時間が早くなることで痩せやすくなります。
なぜなら、夕食時間が遅くなると食べたものが脂肪に変わりやすくなるからです。
22時頃から深夜にかけて「Bmal1(ビーマルワン)」という時計遺伝子が増え、食べたものが脂肪に変わりやすくなってしまうのです。
8時間ダイエットの場合は12時から食べ始めたとしても20時には食事が終わるため、22時以降に何かを食べるという習慣がなくなります。
夕食時間が早くなり脂肪が溜まりにくくなるため、痩せやすくなるのです。
胃腸が休まるから
8時間ダイエットでは胃腸が休まることで代謝が上がり、痩せやすくなります。
絶食は胃腸機能を休め、消化吸収能力を改善する効果があります。
もし胃腸が働き続け、消化吸収能力が低下してしまうと食材からビタミンやミネラルを取り込むことができなくなり代謝は低下してしまうのです。
胃腸を休めることで消化吸収能力が改善し、痩せやすい体になります。
8時間ダイエットが成功する3つの秘策
やり方が簡単な8時間ダイエットですが、食事時間を8時間以内にするだけでは痩せることはできません。
成功させるためには空腹感への対処と筋肉量を減らさない運動が必須なのです。
これらの対策を行わなければ8時間ダイエットを成功させることはできません。
ここでは、8時間ダイエットがはじめての人でも成功できる3つの秘策を紹介していきます。
水分をこまめに摂る
水分をこまめに摂ることで8時間ダイエットが成功する確率は上がります。
定期的な水分補給は空腹感が減り、無理なく継続することができるのです。
8時間ダイエット最大の敵はなんだと思いますか?
それは空腹感です!
16時間の絶食時間で空腹感に耐えられず、失敗してしまう人が多く存在します。
そんな空腹感を減らすために定期的な水分補給が重要になるのです。
こまめに水分を摂ることで胃を満たし、満足感を得ることができます。
水を飲んでから満腹感が起こるまでに20-30分程度かかるため、こまめな水分補給を行い常に胃を満たすことをおすすめします。
栄養バランスの良い食事をする
8時間ダイエットを成功させるためには栄養バランスの良い食事をすることが重要です。
栄養バランスが崩れると代謝低下やカロリーオーバーが起こり、体重が増加してしまう可能性があるからです。
8時間ダイエットは「時間内であれば何を食べても大丈夫」といわれたりしますが、それは間違いなのです。
もしあなたが8時間ダイエット中に揚げ物やお菓子ばかり食べてしまうとビタミンやミネラルの不足、脂質過剰が生じ、代謝低下やカロリーオーバーが起こってしまうでしょう。
8時間ダイエットでも栄養バランスの良い食事を意識しましょう。
筋トレをする
8時間ダイエット中は筋トレを行いましょう。
空腹の時間が長い8時間ダイエットでは筋肉量が減ってしまい、代謝が低下する可能性があります。
さらにエネルギー不足にもなりやすいダイエットです。
エネルギー不足は脳や体の機能が低下してしまう危険な状態であるため、筋肉を分解してそれを補おうとしてしまいます。
しかし、筋肉は代謝に大きく関与する器官であるため、筋肉量が減少してしまうことで代謝は低下してしまいます。
しかし筋肉は1kg減るだけでも1日あたり100kcalの消費がなくなってしまいます。
だから筋トレは必要なのです。
でもそもそも筋トレが苦手だという人は、歩く量を意識的に増やしたり、階段を利用することから始めましょう。
8時間ダイエットに失敗してしまった人の口コミ
痩せることができる8時間ダイエットですが、失敗するという口コミも多く存在します。
ここでは8時間ダイエットに失敗してしまった人の口コミを紹介していきます。
口コミ①
8時間ダイエット一週間以上続けているものの効果見られず。それどころかスタート時より400g増えてる。
体調はいいけど、体重増加は納得いかず。確実に食べる量は減っているし、昨夜なんて豆腐半丁と味噌汁だけなのに💧逆に体が蓄えようとしてしまうのかな。私には合わないかも💧リタイア検討中💧
口コミ④
テレビで8時間ダイエットやってるけど、実践したらぶくぶく太った笑
私は信じてない🙃
なんなら今も8時間以内に食事収まってるけど、食事制限しないと絶対何日か後に太る、無理
このことから分かるように、8時間ダイエットは実際、効果がなかったり、リバウンドしやすいダイエットなのです。
8時間ダイエットはリバウンドする可能性が高い
先ほどもお伝えしたとおり、8時間ダイエットはリバウンドする可能性が高いダイエットです。
血糖値の急上昇が起こり、脂肪を蓄えやすい状態になってしまいます。
私たちの体はよく利用する3大栄養素(炭水化物、タンパク質、脂質)に代謝が傾くという特徴があり、絶食時間が多い8時間ダイエットでは脂質代謝に傾いてしまうのです。
脂質代謝は糖質の細胞内取り込みを防いでしまい、血糖値の急上昇を起こします。
血糖値の急上昇を抑えようとインスリンが過剰に分泌され、糖質が脂肪として溜め込まれやすくなってしまうのです。
この状態が続くと糖尿病になる危険も高くなってしまいます。
また、8時間ダイエットでは1日の総摂取カロリーが減少しがちです。
このカロリー制限により、身体はエネルギー不足を感じ、代謝を低下させることがあります。
総摂取カロリーが低下すると、体内の栄養素が全体的に不足し、体は脂肪や筋肉を分解してエネルギーを作るようになり、身体は糖代謝から脂質代謝へとシフトします。
脂質代謝が優先されると、身体は脂肪を燃焼するよりも、脂肪を蓄積しやすい状態になってしまいます。
さらに、食事制限が長期間続くと、耐糖能が低下する可能性があります。
これは、インスリンの効果が弱まり、血糖値を適切にコントロールする能力が低下するという状態です。
耐糖能が低下すると、食事の際に血糖値が急上昇しやすくなり、その結果、脂肪の蓄積が促進され、体重増加に繋がるリスクが高まってしまうんです。
これも8時間ダイエットがリバウンドしやすい一つの理由になります。
リバウンドしないための注意点
8時間ダイエットはリバウンドする可能性が高いダイエットですが、少しでも防ぐ方法はあります。
ここまでの内容を知った上で、8時間ダイエットをやってみたいという人に知ってほしい、リバウンドしないための注意点を紹介していきます。
回復食は野菜から食べ始める
回復食は野菜から食べ始めることで、リバウンドするリスクを減らすことができます。
なぜなら、野菜から食べ始めることで、血糖値の急上昇を抑え、脂肪の蓄積を防ぐことができるからです。
ここでの回復食とは、16時間何も食べていなかった状態から、はじめて口にした食事のことをいいます。
16時間何も食べていなかった状態では脂肪の分解が促進され、体が脂質代謝に傾きます。
そんな状態から糖質を摂取してしまうと血糖値はさらに急上昇し、脂肪を溜め込みやすくなってしまうのです。
しかし、回復食を野菜から食べ始めることで糖質の吸収を緩やかにして血糖値の急上昇を抑えることができるのです。
リバウンドリスクを減らすためにも回復食は野菜から食べ始めるようにしましょう。
いきなり元の生活に戻さない
リバウンドを防ぐためにいきなり元の生活に戻すのはやめましょう。
8時間ダイエット後は代謝が低下し、太りやすい体質になっています。
代謝低下により消費できるカロリーは少なくなっているため、ダイエット前に2000kcalの食事を摂取しても太らなかった人が同じ量の食事を摂取すると体重が増加してしまいます。
8時間ダイエット後はいきなり間食や夜食を増やすのをやめて、食事時間や栄養バランスの整った食事を摂取するようにしましょう。
食事制限なしで痩せるおすすめダイエット
8時間ダイエットは食事制限なく行うことができますが、リバウンドリスクが高いダイエット方法です。
せっかく、ダイエットするならリバウンドしたくないですよね!
ここまでご覧になって頂いた皆さんに、食事制限なく、リバウンドリスクが少ないとっておきのダイエット方法を紹介していきたいと思います。
腸活ダイエット
腸活ダイエットとは、腸内環境を整えて、痩せやすい体質に変えるダイエット方法です。
腸内環境を整えるためには、乳酸菌や食物繊維など腸に良い栄養素を摂取し、脂質やアルコールの摂りすぎを控えることが重要です。
腸活ダイエットは厳しい食事制限や運動を必要としません。
また、腸内環境が整うことで美肌効果や免疫力向上効果も期待できます。
痩せるだけでなく、美肌や免疫力向上を一緒に手に入れたいといった人におすすめなダイエットです。
【おすすめ食事例】
メニュー1 | メニュー2 | |
主食 | 玄米 | 白米1/2、さつまいも1/2 |
主菜 | 魚料理 | 肉料理(脂身の少ない部分) |
副菜1 | 味噌汁(わかめ入り) | 味噌汁(具沢山) |
副菜2 | サラダ | 漬物 |
デザート | ヨーグルト | 果物 |
朝バナナダイエット
朝バナナダイエットとは、朝食として「バナナ1-2本」と「常温の水」だけを摂取するダイエット方法です。
バナナに含まれているフルクトース(果糖)は糖代謝を促し身体全体の代謝を向上させます。
現在は脂質過剰で糖代謝が落ち、痩せにくく、リバウンドしやすい人が増えています。
朝バナナダイエットは代謝改善効果もあり、忙しい人でも簡単に行えるのでおすすめです。
さつまいもダイエット
さつまいもダイエットとは、主食をさつまいもに置き換えるダイエット方法です
さつまいもは他の主食と比較してGI値が低く、脂肪がつきにくい特徴があります。
食物繊維を多く含み、糖質の吸収が緩やかになるため、血糖値が急上昇しません。
摂取した糖質が脂肪になりにくいため、ダイエットにおすすめの食材です。
また、食物繊維には腸内環境を整え、食欲抑制ホルモンを促すため、過食が起こりにくくなります。
過食してしまった後の罪悪感を感じることもなく、ストレスが少ないダイエット方法です。
実は〇〇ダイエットは効果なし?
協会の意見としては〇〇ダイエットっていうところは失敗も多く、実は必要ないと考えます。
なぜならそれは、すべての人に同じ方法が適しているわけではないからです。
基本的に太る原因だったり、痩せにくい原因だったりとかは、人それぞれ原因があるんです。
それは、個々の体質やライフスタイルが違うからです。
過去に糖質制限をしていて、現在食事量を減らしても、なかなか痩せることができない人がいたとします。
痩せはしたけど、それと同時に代謝も落ちてしまって、少ないカロリーでも脂肪になりやすくなるという場合もあるんです。
人が痩せにくい原因は人それぞれで、何が原因で代謝が落ちて太りやすくなってしまっているのかは、人によって違います。
原因と目標に合わせたアプローチが必要ですが、限定的なダイエットはその柔軟性に欠けます。
また、特定の食材や方法に依存するダイエットは長期間続けることが難しく、食事を戻した時にリバウンドのリスクが高まります。
短期間での効果は期待できても、長期的な成功は難しいです。
今の日本人は、食べていないのに痩せないという人が多いのが現状です。
だからこそ健康的に食べながらしっかりと痩せるためには、適切なカロリーと炭水化物量を始め、栄養素をバランスよく食べて代謝を落とさない食事がとても大事になります。
ダイエットする際は、自分の食生活を把握し、根本的な原因にアプローチをし、食事を見つめ直す必要があります。
まとめ
8時間ダイエットは痩せる人もいますが、リバウンドする可能性が高いダイエットです。
この記事を読んで、8時間ダイエットをやってみたいと思った人は、必ず注意事項を参考にし、実践してみてください。
コメント