健康食アドバイザーとは?資格内容や取得後の活躍についても詳しく解説

一般社団法人臨床栄養医学協会

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当臨床栄養医学協会では、生化学及び生理学に基づく栄養学に関する正しい知識の普及と、ビジネス化推進を行います。
「知識を得る」「資格取得」だけではなく、必要な経験・実績を積むことでビジネス化をサポート致します。

食の資格がたくさんある中で、

「健康食アドバイザーはどのような資格なのだろう?」

「似たような資格に食生活アドバイザーもあるけど、どのように違うのだろう?」

そう思われている方もいるのではないでしょうか?

 

初めて食に関する資格を探す場合や、知識がまだ少ない状態では、これらの資格内容を確認してもなかなか判断がつかなかったり、違いがイマイチ分からないこともあります。

 

ですが、資格によっては資格講座を受講するなど、取得するまでに時間もお金もかかります。

せっかく勉強するのであれば、しっかりと自分が受けたいと思う資格を把握してから取り組みたいものです。

 

本記事では、健康食アドバイザーについて、その内容だけでなく取得後の活躍や他の資格との比較などに関しても詳しく解説していきます

 

是非ご自分のステップアップのための第一歩として最後まで目を通してみてください。

 

健康食アドバイザーとは

主催団体である一般財団法人 日本能力開発推進協会によると、健康食アドバイザーという資格は、

「生活習慣病の知識を踏まえたうえで、改善のための食事のポイントを理解し、健康になるためのアドバイスができるだけの知識を習得したことを証明する資格」

とされています。

 

厚生労働省によると、

「生活習慣病とは、食事や運動、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣が深く関与し、それらが発祥の要因となる疾患の総称」とされています。

日本人の死因の上位を占める、がんや心臓病、脳卒中は、この生活習慣病に含まれます。

 

健康食アドバイザーは、この死因の原因とされる生活習慣病の脂質異常症や高血圧、糖尿病などの症状を改善するための食生活について、具体的にアドバイスできる知識や実践力を身につけることができる資格ということです。

 

この章では、健康食アドバイザーという資格取得のために、実際にどのようなことを学び、その受験や試験の内容などはどのようなものか、について詳しく見ていきます。

 

【出典:厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト e-ヘルスネット

 

健康食アドバイザーの勉強で学べること

健康食アドバイザーという資格を取得するためには、生活習慣病の予防や改善に関して学ぶこととなります。

その勉強内容から培われる力は、生活習慣病の予防・改善ができる「食事改善法」であるとされています。

 

生活習慣病にかかる要因はさまざまです。

食事もその中では大きな要因の一つですが、予防や改善のための知識があっても、それを実際の食生活に活かせないと現実として予防や改善にはなりません。

 

具体的に改善案を提案することでより良い状態へと導くことが可能です。

 

この資格取得のための勉強の中では、医師と管理栄養士の監修のもと「高血圧・高血糖・脂質異常症」に代表される生活習慣病を予防改善するための知識を学習します。

 

さらに、血圧や高血糖を下げる「食材選び」や「調理法」「食べ合わせ」「塩分や糖質を制限しても美味しいレシピ」など実際の生活において必要な実践力を身につけるための学習もしていきます。

 

【出典】

一般財団法人 日本能力開発推進協会

資格のキャリカレ 健康食総合資格取得講座

 

健康食アドバイザーの受験内容

健康食アドバイザーの試験は、勉強が終了次第、随時在宅にて受験することができます。

全カリキュラムを履修して認定試験に合格すると、「JADP認定健康食アドバイザー®」の称号が付与され、認定証及び認定カードが送付されます。

 

ただし、受験するためには条件を満たしている必要があります。

 

その条件とは、

「主催団体の認定教育機関等が行う教育訓練において、その全カリキュラムを終了し、JADP認定生活習慣病予防アドバイザー®を取得しているもの」

とされています。

 

主催団体指定の認定機関は、通信教育座での資格取得で有名な「資格のキャリカレ」(以下、キャリカレ)です。

 

キャリカレでは、「健康食総合資格取得講座」という1講座で健康食アドバイザーと生活習慣病予防アドバイザーの2資格を取得できる講座が設けられています。

 

ですので、健康食アドバイザーの勉強を順に進めていくことで、この条件は自然と満たしていくことになります。

健康食アドバイザーの勉強方法については後ほど詳しく解説していきますので、そちらをご参考ください。

 

【受験資格を取得する流れ】

  1. キャリカレにて「健康食総合資格取得講座」を受講して「健康食アドバイザー」「生活習慣病予防アドバイザー」の2講座を勉強する
  2. 生活習慣病予防アドバイザー®を受験して合格する
  3. 健康食アドバイザーを受験して合格する

 

【出典:資格のキャリカレ 健康食総合資格取得講座

 

健康食アドバイザーの試験内容

先程も述べましたが、健康食アドバイザーの試験は全カリキュラム終了後、在宅にて受験することとなります。

指定された試験日や、指定された試験会場などはありません。

そのため、仕事で忙しい中資格取得を目指している人や、家庭の事情で家を空けることができない人などでも、都合の良い時に受験することが可能です。

 

試験内容としては、

・高血圧・糖尿病・脂質異常症とは

・これらを予防・改善する食事について

上記の範囲を講座の中で学び、それに基づいた内容の出題であるとされています。

 

試験の流れとしては、

  1. 認定講座全カリキュラム修了
  2. 生活習慣病予防アドバイザー®試験に合格する
  3. 主催団体のホームページにて「検定試験申し込み」に必要記載事項を入力
  4. 受験料5600円(税込)支払い
  5. 検定試験問題が発送される

という内容となります。

 

試験は筆記形式ですが、テキストを見ながらの受験が認められています。

また、得点率70%で合格となります。

講座の内容を良く理解したうえで、落ち着いて丁寧に問題に取り組めれば、合格は難しくないのではないでしょうか。

 

合否結果は答案受付後、約1か月で送付されることとなっています。

万が一不合格であっても、何度でも再受験が可能です。

 

【出典:資格のキャリカレ 健康食総合資格取得講座

 

健康食アドバイザーが活躍できる場

キャリカレによると、

「健康食アドバイザーは、自分自身や家族の健康管理はもちろん、料理教室の講師やセミナー講師など、多彩な活動を実現できる

としています。

 

キャリカレでは、「健康食アドバイザー資格と生活習慣病予防アドバイザー資格は、健康食の第一人者である医師と管理栄養士も推薦する、食のスペシャリスト資格」としています。

この2資格を取得することで、生活から食事改善まで幅広く手助けできるプロが証明される、ともされています。

 

プロとしての自覚をもって活躍できる場としては、主には医療や介護の現場、飲食業界など様々なフィールドが考えられます。

 

医療機関や介護施設においては、利用者の個々の症状に合った食事メニューの提案などで学んだ知識が活かせます。

 

今や、食事と健康や美容は密接にかかわっているという考えが広く浸透しています。

ですので、医療や介護の現場だけでなく、飲食業界や食品業界、美容業界などで働いている場合でも、取得することで

  • 新メニューの開発
  • 新商品の開発
  • 美容における内面という食事からのアドバイス

などで、実務上活かせることが増えてステップアップにつながります。

 

このように、健康食アドバイザーを取得することで、様々なフィールドで活躍することが可能です。

 

また、キャリカレでは、資格を仕事につなげるための就職・転職支援制度が設けられています。

専属のキャリアコーディネーターが、要望に合わせた求人情報や職務経歴書の書き方、面接のコツなど、就職・転職を全面的にバックアップしています。

 

【出典:資格のキャリカレ 健康食総合資格取得講座

 

健康食アドバイザーの資格取得が向いている人とは

 

ここまで、健康食アドバイザーを取得するまでに学べることや、受験・試験内容について見てきましたので、何となくのイメージが湧いてきたのではないでしょうか?

 

イメージの次に大切なのが、自分の求める資格かを見極める、という点です。

実際に健康食アドバイザーを取得するのが向いているのはどのような人なのか、3つのタイプに分けて、具体的に見ていきましょう。

 

生活習慣病予防のために食事内容を見直したい人

例えば、健康診断の結果で「生活習慣病の一歩手前なので注意しましょう」といわれたらどうしますか?

まずは普段の食生活を見直そう、と思いますよね?

 

ですが、今まで何年も続けてきた食事の何を見直せばよいのか、ネットなどで少し調べたところで、あまりよく分からなかったり、続かなかったりするのが現状です。

 

健康食アドバイザーは「生活習慣病の予防と改善」に特化した資格講座です。

講座の中で「正しい食品の選び方」や「良い食べ合わせ方」などを学ぶことができますし、料理が苦手な場合や献立に悩む際には、付属するレシピ本があるため「豊富なレシピ」をそのまま活用することもできます。

 

また、生活習慣病の対策のための調理方法などについても学ぶことができますので、すぐに日々の食事で活用することができます。

 

健康食アドバイザーを受講することで、医療機関の受診や管理栄養士による栄養指導を受ける手前での予防が可能なのではないでしょうか。

 

医療施設や介護施設に勤務している人

医療施設や介護施設には、高血圧や糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病を抱えている患者や利用者も多く生活しています。

生活習慣病についての学びを深めることで、そのような人への適切なアドバイスや対応が可能となります。

 

「生活習慣病の予防や改善のための食事」は生活習慣病になる恐れがある人や患っている人でなくても、いわゆる「健康食」です。

このような健康食を提案・提供できる、ということは、患者や利用者の健康に貢献することとなります。

 

また、施設によっては健康食アドバイザーの取得が給料や待遇面で有利になる場合があります。

ステップアップのためにも資格取得がメリットになると思われます。

 

医師や管理栄養士監修で安心して内容を理解したい人

健康食アドバイザーの講座内容は、生活習慣病・健康食に精通した、医師と管理栄養士が監修しています。

医師は、女子栄養大学大学院教授、医学博士などの多くの肩書を持つ生活習慣病のプロです。

管理栄養士は、栄養指導や豊富な臨床経験をもとに企業の食品開発やメニュー開発などに携わっています。

 

このようなプロが監修している内容のため、安心して食事改善のための正しい知識を確実に身につけていけることができます。

 

また、しっかりと確実に学びたい人は、特定の試験日が設けられていない、という点も向いているポイントではないでしょうか?

試験日が設けられていると、日が近づくほどに焦りを感じて内容が入ってこないこともあるかと思います。

自分のペースで着実に勉強を進めていきたい人には、このような試験スタイルが向いているでしょう。

 

【出典:資格のキャリカレ 健康食総合資格取得講座

 

健康食アドバイザーの勉強方法

先にも述べましたが、健康食アドバイザーの勉強は「健康食総合資格取得講座」を受講することとなります。

この講座で「生活習慣病アドバイザー」「健康食アドバイザー」の2資格を取得することとなります。

 

キャリカレによると、1日15分の勉強で初学者でも4か月で全カリキュラムを修了できるとされています。

 

そのカリキュラムは、

1か月目:生活習慣病をきちんと理解する

2か月目:劇的に血圧を下げる食事改善法

3か月目:無理なく血糖値を下げる食事改善法

4か月目:我慢せずにコレステロール値を下げる食事改善法

という流れとなっています。

 

各項目を終えるごとに添削問題を提出することとなっており、そこで内容の理解を深めていきます。

 

さらに、アドバイザーとして活躍したい場合に備え、「任意学習」としてレシピ指導のサービスも用意されています。

 

このサービスでは、学習での知識を活かして実際に自分で健康食レシピを作成します。

それに対して講師がしっかりと添削し、多くの人への生活・食事改善のアドバイスができる指導力を身につけていく、という内容となっています。

 

この講座を受講するにあたり、テキスト4冊、健康食レシピ3冊、添削問題1冊が手元に届き、それに基づいて学習を進めていくこととなります。

 

講座の受講中は最長800時間のサポートが無料で設けられており、回数制限なしで質疑応答のサービスもあります。

 

添削の指導により理解度が上がるとともに、学習期間に応じて応援メールが送信されるため、モチベーション維持にもつながります。

 

【出典:資格のキャリカレ 健康食総合資格取得講座

 

健康食アドバイザーに類似したおすすめ資格

ここまでの内容で、健康食アドバイザーの取得が自分に向いているかの判断が少しずつできてきたのではないでしょうか?

 

生活習慣病に焦点を当てて集中的に学びたい方や、そのような内容で自分や周りの人の食生活に貢献したい方にはおすすめの資格です。

 

ですが、

  • もっと広い範囲での食事や栄養に関しての勉強をしたい人
  • ダイエットや運動など、他の分野に特化した食生活について学びたい人
  • ビジネスとして積極的に活用していきたい人

などの想いを持つ人は他の資格の方が納得いく結果となるでしょう。

 

ここでは、そのような人におすすめの2つの資格講座について、詳しく解説していきます。

食生活アドバイザー

食生活アドバイザーは、一般社団法人FLAネットワークが主催している資格で、「栄養と健康」や「食文化と食習慣」といった食育系資格で習う基礎分野はもちろんのこと、「食マーケット」や「衛生管理」「食を取り巻く社会生活」など、食に関連した広範囲にわたる知識を身につけることができます

 

講座で学ぶ知識は、食品メーカーや飲食店、小売業や学校、病院や介護の現場など多様な現場で役立つとも言われています。

 

また、食に関わる多くの企業で資格取得が推奨され、資格手当の付与や昇進昇級にもつながる可能性もあります。

 

食生活アドバイザーは2級・3級の2種類が存在します。

 

勉強方法としては、独学、通信講座の受講、独学+合格講座受講、の3つの方法があります。

独学の場合は自分の自由にスケジュールを組み立てて試験に望むことになりますが、通信講座を受講する場合、最短で2か月でカリキュラムを終えることができます。

 

検定試験はほぼマーク形式ですが、2級は筆記形式も含まれています。

試験は7月と9月の年2回行われます。

3級は合格率が65%と難易度もそこまで高いとは言えませんが、2級となると合格率が35%にまで下がり、難易度が上がるのが分かります。

 

資格取得後の活躍に場として、FLAネットワーク協会によると、

  • 食品メーカー
  • 飲食店
  • スーパーやデパート
  • 医療・福祉・介護施設
  • 学校など教育現場

などの5分野が想定されています。

 

これから食に関する仕事に就きたい人だけではなく、既に現場で活躍している飲食店や食品従事者、栄養士や調理師などの資格保持者がステップアップとして取得する資格としてもおすすめです。

 

食生活アドバイザーという資格は端的にまとめると、

  • 時間をかけずに資格取得できる
  • 経済的負担がなるべく軽い状態で資格取得できる
  • 食や栄養に関する情報提供や健康をサポートする仕事に就きたい人向けの資格

この3点となります。

 

【出典:生涯学習のユーキャン 食生活アドバイザー®

 

食生活アドバイザーに関してもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もご参考ください。

【出典:食生活アドバイザーをとってよかった!口コミから活用法までを紹介!

 

臨床栄養医学指導士

臨床栄養医学指導士は、一般社団法人 臨床栄養医学協会が主催するもので、3か月間で栄養学の基礎から応用まで一気に学ぶことができます

 

その内容は生理学や生化学に基づいた正しい知識で確実性があり、最終的には人に対して栄養指導を行えるレベルにまで達することができるようになります。

 

講義はすべてオンライン受講のため自分の好きな時間に学ぶことができますし、質問も24時間受付となっています。

リアルセミナーも曜日によって設けられているため、その際直接の質問も可能です。

 

試験は、実際の症例を基にした栄養指導レポートの作成です。

特に試験日やレポート作成自体の時間制限があるというわけではなく、講義を受け終わってから3ヶ月以内という期間が設定されています。

 

実際に人へ栄養指導を行うための資料と同じものを作成するわけですのでかなり大変な作業となりますが、最後までやり遂げられるよう手厚いサポートが組まれています。

 

この講座の最大の特徴は、学びをその後ビジネスへと活かしていける点です。

試験を修了し「臨床栄養医学指導士」として認定を受けた後は《無料で》オンラインサロンに入会して、さらに学びを深めていける仕組みとなっています。

 

具体的には、講座で学んだ栄養学を土台に、美容やダイエット、妊活などの専門分野に特化した学びに加え、ビジネスについての学びも設けられています。

 

このビジネスについての講座は、実際に栄養を仕事として活かしていくための基礎から、その発展方法まで最新のスキルをもって学ぶことができます。

また、現役で活躍する講師のセミナーを無料で受講できたりもします。

 

このような機会を活かして、大きくビジネス展開している受講生も多く輩出されています。

 

臨床栄養医学指導士という資格講座は、栄養学について深く学ぶだけでなく、「実際に栄養学をどのように仕事として活かしていくか」についても深く学び、実行に移し拡大していくところまでが講座内容なのです。

 

【出典:一般社団法人 臨床栄養医学協会

 

栄養指導を仕事にするなら資格取得後の行動が重要

健康食アドバイザーの活躍できる場がさまざまであることは前述しました。

「アドバイザー」であるので、知識やスキルを活かしてアドバイザーやサポーターとして活躍することを目指すのであれば、健康食アドバイザーの取得は満足のいく結果となるでしょう。

 

ですが、健康食アドバイザーに限らず、他の食に関する資格についても同じことが言えますが、資格取得したことで終わってしまっている人が多い、という現状があります。

 

これは「その資格が取得後に活かせない」ということではありません。

実際に活かして活躍している人もいます。

 

では、資格取得がゴールとなってそこで止まってしまうのはなぜでしょうか?

そこにはいくつかの要因がありますが、資格取得のためにただ学ぶだけでは、実際に活かしていくことができないからなのです

 

食に関する資格を活かしていくということは、「相手」がいることになります。

そうなると必ず必要となってくるのが「コミュニケーションスキル」です。

 

例えば、食事のアドバイスや栄養指導をするとします。

その人の抱える悩みに対する食や栄養の知識はとても深く勉強していて豊富だとしても、

  • 相手にわかりやすく説明できる力
  • 相手が実際にどのように取り組むべきか具体的に示す力
  • 相手が安心して聴けるような雰囲気や話す力

などがなければ、その知識は活かされませんし、伝わりません。

 

つまり、そのアドバイスや栄養指導は多くの人に広めていくことはできないのです。

 

また、食や栄養の専門知識やコミュニケーションスキルが備わっていたとしても、それを多くの人に提供するには、ビジネス展開する必要があります。

 

食や栄養を仕事として活躍したいという思いを抱えている人はとても多く存在します。

ですが、そのような人たちが未だ埋もれてしまっているのは、「正しいビジネスのやり方=ビジネススキル」を知らないからなのです。

 

  • どのように自分を広く知ってもらうか
  • どのようなスキルを身につけることで自分の強みをさらに打ち出していけるか
  • どのようなツールでどのような人に向けて自分を出していくべきか

このようなビジネスの基礎から積み上げてこそ、取得した資格を活かすスタートを切ることができます。

 

資格取得講座によっては、取得後の就職や転職のサポートを行っている場合があります。

ですが、それは職場とのマッチングなどであり、自分で自分の道を切り開くこととは異なります。

 

基礎から学んで自分のやりたい仕事を進めていきたい人や、すでに専門分野で働き、さらに深く学んだ後に独立したいと思っている人などは、そのようなマッチング制度では満足できないでしょう。

 

そのような人には、先ほどご紹介した「臨床栄養医学指導士」をおすすめします。

上に述べてきたスキルを身につけることが可能です。

 

まず、臨床栄養医学指導士の講座では「栄養学」について「生化学」や「生理学」に基づいて、基礎から応用まで学んでいきます。

 

つまり、体の仕組みから紐解きながら、

  • 食べたものが体内でどのようになっていくのか?
  • なぜ様々な疾患が起こるのか?
  • どのような食事を摂るべきか?

などをしっかりと理解できるようになります。

 

体の仕組みから理解することで、最終的には【問診・食事内容・血液データ】から、その人の悩みを解決していける「栄養指導」ができるようになります。

つまり、栄養のプロになることができるのです。

 

そのうえで、ビジネスの基礎からその拡大方法までを学び進めていきます。

 

今やビジネス展開にSNSの活用は切っても切り離せない状態です。

そのSNSの攻略方法や、常に更新され続けるSNSのアルゴリズムへの理解など、食や栄養という専門分野だけの学びでは全く対応できない分野の学びを「ライブ」で得ることができます。

 

「ビジネスは生もの」という捉え方があります。

刻一刻変化する世界です。

ビジネス本やネット上に何年も前からある情報などはあまり役に立たない、というのが現状です。

 

臨床栄養医学協会のオンラインサロンでは、常に最新情報をもってセミナーや講座が開催されています。

そして、ほぼ月単位で開催されるセミナーは無料です。

このような機会を設けている資格取得講座や団体は恐らく他にはないと思われます。

 

食事や栄養に関する道をこれから切り開いていきたい、挑戦しているけれどうまくいかず学び直そうとしている、などという人は、是非ビジネス力をつけることも重視してください。

 

臨床栄養医学協会の資格取得講座はそのような点で非常におすすめです。

 

【出典:一般社団法人 臨床栄養医学協会

 

まとめ

まとめ

本記事では、健康食アドバイザーについて、資格の内容や資格取得後の活躍の場なども含めて詳しく解説するとともに、他の資格との比較も行っていきました。

 

食に関する資格がたくさんあふれている今、生活習慣病という分野に焦点を当てている講座はとても学びがいがあると思いますし、そのようなアドバイザーを必要としている人もたくさん存在します。

 

まずは自分がどのような動機で資格を取得しようとしているのか、何を学びたくて、それをどう活かしていきたいのか、を見極めることが大切です。

 

この記事が少しでもその材料として活かされることを願っています。

一般社団法人臨床栄養医学協会

執筆者一般社団法人臨床栄養医学協会
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