「昔は1日2食しか食べていなかったが健康だった」
「適度な空腹は長寿遺伝子を活性化させる」
「1日3食は最近始まった習慣で不自然だ」
よく聞いたことがある話だと思いますが、実際どうなのでしょう?
私の考えをお伝えします。
1日に何食にするかは、一度に溜め込める量によって変わります。
一度に溜め込める量は
・消化吸収能力(胃腸機能)
・筋肉量・運動量
・肝臓・腎臓機能
・食事内容
などによって左右されます
全ての人に当てはまる食事回数なんて存在しません。
現代人の多くは、消化機能低下、運動量・筋肉量低下、肝臓・腎臓機能の低下、精製糖質・脂質過剰の食生活となっています。
そのため一度に栄養を溜め込める量が少なくなっています。
炭水化物の場合
食事から摂取すると、身体のエネルギーとして使います。余った分はグリコーゲンと蓄えます。
しかし、グリコーゲンとして蓄えられる量は限りがあります。
運動しない、筋肉少ない人では蓄えられる量はとても少ないです。
余分な糖質は血糖値を上げることになり、インスリンが過剰分泌して脂肪への蓄積も多くなります。
このような方は1日4〜6回食のような頻回食の方が身体に合う人が多いです。
昔の人が1日2食で良かったのは、一度に蓄えられる量が多かったからできたことです。
運動量、筋肉量、ストレス量、食事内容、生活習慣
これらが全く違う現代で昔と同じ食事回数にするのは、身体のメカニズムを無視することになります。
個人の体質・体調・生活習慣に合った食事回数をするようにしましょう!
お読み頂き有り難うございました!
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