【癌】は遺伝するこの考えが最近変わってきました!
最近の研究では、癌は【ミトコンドリア機能異常】ではないかと言われています!
正常細胞のミトコンドリアを断裂させることでがん細胞化することが報告されました!
Mol Cell.2015 Feb 5;57(3):521-536
そしてもう一つの研究ですが、
正常な細胞の中に、がん細胞の核(DNA)を入れた研究があります。
Front Cell Dev Biol.2015;3:43
もし遺伝するのであれば、癌化するはずです。
しかし癌化しませんでした。
次に、癌の細胞の中に、正常な細胞の核(DNA)を入れました。
遺伝するのであれば、正常細胞に戻るはずです。
しかし、がん細胞のまま増殖することがわかりました。
ミトコンドリアというのは、エネルギーの産生場所です。
私たち人間は、常にエネルギーを産生し、そのエネルギーを使って生命活動を行なっています。
筋肉を動かすのも、頭を使うのも、電解質バランスを保つのも全てエネルギー依存です。
ミトコンドリアのエネルギーの産生がうまくいかないと、電子の停滞、水素イオン・乳酸の蓄積、活性酸素を発生させ、さらにミトコンドリアにダメージを与えます。
最終的には、解糖系の亢進させ、合成分裂を繰り返し【癌】となります。
癌を遺伝だとすると、昔の人も癌があることになります。
しかし、古代のミイラを調査した結果、癌が見つかった事例はほぼありません。
「古代の人は今より長生きしていないから当然だ」という声もあります。
しかし、ミイラの3割以上は65歳以上と報告している研究もあり、極端に短命というわけでもありません。
今や癌は20〜30代でもなる人が増えています。
遺伝と考えるより、現在の食生活・環境・生活スタイルによりミトコンドリアが機能異常を起こし、癌化していると考えた方が自然ではないでしょうか?
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