健康に気を使って、生野菜(サラダなど)を食べている方が多いですが、
生野菜にはデメリットがあります!
今回は、あまり知られていない生野菜のデメリットについて説明します!
生野菜には、抗栄養素が多く含まれています。
抗栄養素というのは、主に栄養素の吸収を阻害するとされる物質のことを指します。
具体的には、ミネラルを排出させたり、代謝を低下させるなど、ヒトにとってあまりよくない栄養素のことを指します。
※量によって抗酸化物質としてプラスに働くこともあります。
なぜ、野菜には抗栄養素が多く入っているのでしょうか?
その理由は、「外敵から身を守るため」です。
野菜は動くことができないため、害虫を追い払ったり、捕食者から逃げることができません。
そのため、様々な化学物質を細胞内に産生して自分の身を守っています。
これが、ファイトケミカルという抗栄養素です。
ほぼ全ての植物にポリフェノールという抗栄養素が含まれています。
このポリフェノールは、強い抗酸化物質であり、発がんを抑制する効果や老化防止作用などがあると同時に、エストロゲン様作用も持ち合わせています。
エストロゲン様作用は、甲状腺機能を低下させ、エネルギー代謝を低下させます。
そして生野菜は、とても消化が悪いということもあまり知られていないかもしれません。
胃腸機能が未発達の幼児、胃腸機能が弱い成人、高齢者では消化するのが困難となります。
特に油の摂取が多い現代人では、
胃腸機能低下、甲状腺機能低下しているヒトが多くいるため、野菜を「生」で食べることでデメリットを多く受けている方が見受けられます。
「生野菜を食べるな」と言いたいのではありません。
全ての食材にはメリット・デメリットがあるということ、
そして現代人は食生活の変化により、甲状腺機能低下、胃腸機能の低下している方が多いということ、
その方は、生野菜を食べることでデメリットが多い可能性があるということを知ってほしいと思います。
野菜はとてもカラダに良い食材です!
毎食食べた方がいいです!
そのため、「消化に悪い」「抗栄養素」の影響を少なくするために、加熱調理することをお勧めします。
加熱調理することで、「消化しやすく、抗栄養素の影響を少なくすることが可能です!」
Hum Toxicol.1986 Jan;5(1):15-9
Proc Nutr Soc.2007 Feb;66(1):69-81
加熱調理により、ビタミン・ミネラルが溶け出してしまうことがあるので、汁ごと食べられる鍋やスープがお勧めです!
「便秘」「腹痛」「下痢」「消化不良」「腹部膨満」「低体温」「冷え性」など
代謝低下や胃腸機能低下しているサインがあれば、「生野菜」は一度控えた方が良いかもしれません!
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