選んだ基準は、
ヒトへの毒性、動物実験での毒性、摂取頻度、摂取量、回避のしやすさを総合的判断しています!
私個人の意見として受け止めていただければと思います!
【一つ目は「人工甘味料」です】
0キロカロリー飲料、ガム、お酒、スポーツ飲料などに入っていて、非常に摂取量が多くなっています!
砂糖の100〜10000倍の甘さと言われ、ほんの少量で砂糖を使わずに甘味をつけれるのでカロリーを低く抑えられます。
ヒトへの影響、動物への悪影響が懸念されています!
体重増加、2型糖尿病、下痢など複数報告されています!
「アスパルテーム」
「アセスルファムK」
「スクラロース」
「アドバンテーム」
この4つの名前を覚えておきましょう!
【二つ目は「亜硝酸ナトリウム」です】
ハム、ソーセージ、タラコに入っています。
食中毒を抑えるためには必要ですが毒性が強いことがわかっています。
ハムやソーセージの加工肉は、WHOの研究機関IARCで「発がん性が明確である」というグループ1に指定されています。
加工肉を毎日50g食べるごとに大腸癌リスクが18%高まるといった研究もあります。
亜硝酸ナトリウムの影響かどうかはわかりませんが、なるべく控えましょう!
【三つ目は「乳化剤」です】
チョコレート、マヨネーズ、アイスクリーム、ホイップクリーム、マーガリンなど様々な食品に入っています。
乳化剤は概ね界面活性剤と同義語です。油と水を混ざりやすくするために用いられるものです。
炎症性腸疾患や代謝性腸疾患の増加、微生物叢の変化に関連しているとの報告もあります。
腸管粘膜のバリア機能を崩し、リーキーガット症候群に寄与する可能性があります。
胃腸機能に問題ない方であれば、そこまで重要視する必要はないかもしれません。胃腸機能が弱い方はなるべく避けましょう!
この3つは食生活によっては過剰になりやすいですが、意識することで摂取量を減らすことができると思います!
人工甘味料は腸内細菌叢を変化させ耐糖能を悪化させる 長谷川 夕希子 , 中神 朋子
Artificial sweeteners induce glucose intolerance by altering the gut microbiota. Suez J, Korem T, Zeevi D, Zilberman-Schapira G, Thaiss CA, Maza O, Israeli D, Zmora N, Gilad S, Weinberger A, Kuperman Y, Harmelin A, Kolodkin-Gal I, Shapiro H, Halpern Z, Segal E, Elinav E. Nature. 2014 Oct 9;514(7521):181-6.
日本栄養・食糧学会誌 Vol.58 (2005) No.6 P337-342
Oral Stimulation with Aspartame Increases Hunger,Physiology&Behavior,Vol.47,Issue 3,March 1990; pp.555-559
IARC Monographs evaluate consumption of red meat and processed meat
Sci Rep.2018 Jul 3;8(1):10008
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