風邪を引かないためには、あらゆる栄養素をしっかりと摂取しなければいけませんが、
特に重要で、冬に欠乏しやすい栄養素は「ビタミンD」です。
ビタミンDの生理作用はとても多く、
①免疫のコントロール
②感染症予防
③高血圧予防
④ガン予防
⑤糖尿病予防
⑥自己免疫疾患予防
⑦骨粗鬆症、多発性硬化症、冬季うつ病の予防など
超重要栄養素です!
なぜインフルエンザや風邪が、冬に発症しやすいのでしょうか?
これには、「ビタミンD」が大きく影響しています。
※環境(温度や湿度)ももちろん影響していますが。
実は体内のビタミンD量は、紫外線により約8割、食事から約2割と言われています。
日照時間が大きく減る「冬」では、ビタミンDが欠乏しやすいのです。
どのくらい紫外線由来のビタミンDが減るかというと、
札幌の7月9時では、7.4分で5.5μg合成できたのに、12月9時では、497分かかる計算になります。
めっちゃ減るのがわかりますね(^^;;
しかも晴れない日も多いですし、外に出る機会も減りますよね。
だから冬は、ビタミンDを食事から積極的に摂る必要があります!
厚生労働省で出している目安量がありますが、かなり少ない数値と言えます。(世界的に見ても)
個人的には、紫外線由来と食事由来合わせて1000IUは欲しいです。
1μg=40IU
成人(男女)目安量8.5μg(420IU)
※これでも2020年に引き上げられました。
では、どのような食材にビタミンDが含まれているのかというと、
「魚」と「キノコ」です。
冬は、鍋に魚とキノコを入れましょう!
他にも、ビタミンDが含まれている食材はあるので各自検索して下さい!
おすすめは、
「しらす:61μg」
「秋刀魚:19μg」
「マイワシ:10μg」
「キクラゲ:8.8μg」
「舞茸:3.4μg」(100g中)
大型魚より小魚メインで!
その理由は、「理想的な食事 大型魚のデメリット」をみてください!
いちいちビタミンD量を計算する必要はありませんよ!
神経質になったらストレスですから。
なるべく日光に当たるようにして、魚を食べて、キノコを食べてたら大丈夫です!
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