腸内環境の悪化が様々な病気と関連していることが報告されています。
腸は免疫細胞が密集している重要な部位なので当たり前です!
なぜ悪化するのかを理解して腸内環境の良好状態を作りましょう!
①薬の影響
腸内細菌叢に最も大きな影響を与えるのは抗生物質や抗菌剤と報告されています
Falony G,et al:Science,352:560-564,2016
抗生物質ではない薬の一部も腸内細菌叢組織の変化に関連があることが明らかになっています。
・メトホルミン(糖尿病薬)
・プロトンポンプ阻害薬
・非ステロイド抗炎症薬
・オピオイド
・スタチン
・抗精神病薬など
Le Bastard Q,et al:Aliment Pharmacol Ther,47:332-345,2018
Wu H,et al:Nat Med,23:850-858,2017
Imhann F,et al:Gt,65:740-748,2016
Flowers SA,et al:Pharmacotherapy,37:261-267,2017
Rogers MAM&Aronoff DM:Clin Microbiol Infect,22:178.el-178.e9,2016
②脂質過剰
脂質が多い食事では腸内細菌の多様性を低下させてしまうことが報告されています。
Hildebrandt MA,et al:Gastroenterology,137:1716-24.el,2009
ちなみに現代は圧倒的に【脂質過剰】の食事になっているので、なるべく摂取量を減らすようにしましょう。
③多糖類・食物繊維不足
これらは腸内細菌の餌となるものです。欠乏することでDysbiosis、バリア機能↓免疫機能↓などに繋がります。
Suzuki.T.et al:Br J Nutr 2008:100:297-305.
Desai MS,et al:Cell,167:1339-1353.e21,2016
食物繊維の摂取量に関しては激減しています。
成人は24g以上が目標です!
他にも
・高タンパク食
・アルコール過剰摂取
・喫煙
・運動不足
・ストレス過多
・生活環境の変化
なども腸内環境悪化に関係しています。
健康状態を維持・改善には腸内環境のバランスを整えるのは必須です!
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