SIBOわかりやすく解説!

一般社団法人臨床栄養医学協会

執筆者一般社団法人臨床栄養医学協会
(この著者の記事一覧はこちら )

当臨床栄養医学協会では、生化学及び生理学に基づく栄養学に関する正しい知識の普及と、ビジネス化推進を行います。
「知識を得る」「資格取得」だけではなく、必要な経験・実績を積むことでビジネス化をサポート致します。

SIBO分かりやすく解説

SIBO分かりやすく解説

 

SIBOの日本語訳は「小腸内細菌異常増殖症」

その名の通り、小腸に細菌が異常に増殖した状態を指します!

「腸内細菌」という言葉は良く聞くと思いますが、ほとんどが大腸に棲息し小腸にはごく少数しか存在しません!

 

 

下の表に身体の部位ごとの細菌数を載せてます!

小腸(空腸)は1000万で、

大腸(結腸)は100兆!

1000万倍いるってこと(笑)

本来は少ないはずの小腸に細菌が増える病態がSIBOです!

表

 

 

 

SIBOの症状は大きく3つ!

特徴的な症状なのでわかると思います!

SIBOの表

 

 

次にSIBOの原因です!

①抗生物質、農薬

②腸の蠕動運動低下 

③胆汁酸低下

④消化能力低下

⑤甲状腺機能低下

⑥ストレス

⑦胃酸抑制剤

SIBOは様々な要因が重なり合って発症します!

 

SIBOは腸の疾患ですが、甲状腺機能・消化能力に大きく影響を受けます

例えば↓

消化機能低下

→未消化物↑

→腸内で異常発酵

→細菌増殖

→SIBO

 

 

 

そのため「乳酸菌を摂る」「食物繊維を摂る」「抗菌作用があるものを摂る」

このような腸だけのアプローチでは改善しないことが多いです!

総合的にアプローチすることが大切です!

 

 

SIBOの治療は

根本原因の解決

増えすぎた菌を減らす

この2つを同時進行で進めましょう!

 

根本原因を知るためには、甲状腺機能や消化能力の評価などが必要です!

 

 

 

増えすぎた菌を減らすには、一般的に【低FODMAP食】が選択されます!低ふぉどマップ

これらFODMAPを少なくする、あるいは除去する食事法ですが注意点が多々あります!

一気に除去すると栄養失調になる可能性があるので指導下で行うことが望ましいです!

蜂蜜・黒糖・果物なども、症状によっては摂った方が良い場合がああります!

 

 

個人で行う場合は、

体調不良を起こしやすいものだけを除去する」程度にしましょう!

症状が出ないのであれば無理に除去する必要はありません!

 

 

 

 

 

 

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