「小麦にはグルテンが入っているから避けた方がいい」
栄養を勉強していたらこんな話聞いたことあると思います。
【グルテンフリー】という言葉が有名になり、全ての人にグルテンが悪のように思っている人も多いです。
このように「良い」「悪い」の2極化して考えるのはよくありません!
全ての食材にメリット・デメリットがあるので、一概に小麦のグルテンが悪いというのは言えません。
グルテンを食べても問題とならない人もいます。
その人は除去する必要性はありません!
個人の体質・体調、生活習慣、過去の食生活によって反応は異なります。
当たり前ですが、小麦にはグルテン以外の栄養素が含まれています。
小麦を抜くことで他の栄養素が不足してしまったら元も子もありませんよね^^;
一つの栄養素だけを考えず、全体のバランスを見ることが大事です
「小麦を抜いた方がいい場合もあるだろうし、抜かない方がいい場合もある」
自身の状態にあった選び方ができるようになりましょう!
【腸内環境の悪化がある場合】
グルテンが消化されにくく、腸内環境へ悪影響を及ぼすことが報告されています。
食事直後あるいは数時間後に、腹部膨満感、腹痛、胃痛、胸焼け、下痢、便秘、不安感、疲労感、湿疹、貧血などの症状がみられる時は要注意です。
一度控えて小麦による影響かどうか評価しましょう。
【耐糖能(糖質を代謝する能力)が低下している場合】
小麦製品はGI値が高いため、食べすぎると血糖値の乱高下を引き起こす可能性があります。
食事から2〜4時間後に、空腹感、体のだるさ、冷や汗、動悸、眠気、めまい、集中力低下、元気が出ない、不安などの低血糖症状がみられる時は要注意です。
小麦の量を減らすか、GI値が低いものに置き換えましょう。
【小麦製品ばかり食べている場合】
パスタ、ラーメン、パン、うどん、煎餅、ビスケットなど。小麦製品ばかり食べている人も多いと思います。
小麦製品に偏るとビタミン・ミネラル・食物繊維が不足しますので要注意です。
ご飯、イモ、果物、かぼちゃ、オートミールなど、他の炭水化物をバランスよく摂取することを心がけましょう!
健康情報を鵜呑みにせず、体調やパフォーマンスなど
「身体の声」を聞くようにしましょう!
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小麦を控えた方が良い場合はどのような人でしょうか?
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