冷え性根本改善

一般社団法人臨床栄養医学協会

執筆者一般社団法人臨床栄養医学協会
(この著者の記事一覧はこちら )

当臨床栄養医学協会では、生化学及び生理学に基づく栄養学に関する正しい知識の普及と、ビジネス化推進を行います。
「知識を得る」「資格取得」だけではなく、必要な経験・実績を積むことでビジネス化をサポート致します。

冷え性根本改善

今回は、冷え性を一時的に改善するのではなく、根本改善するためにはどうしたら良いのか?を解説していきます。

「白湯を飲む」

「生姜を食べる」

「お風呂に入る」

「厚着をする」

などは対症療法であり、一時的な効果はありますが、根本的な改善はできません。

 

なぜ「冷え性」になるのか原因からお伝えします。

 

体内で熱を産生するには、UCP(Un Coupling Protein:脱共役タンパク質)の働きが必要です。

これは、ATP量を調節しているものです。

エネルギー産生を効率的に行えていないと、UCPの機能が低下します

 

 

結局は「便秘」の原因と同じく、

熱産生」もエネルギー代謝が正常に機能していないことが原因です。

カラダはエネルギーにより動いていることが明確にわかりますね。

 

 

どうして手足の末端だけ冷えが強くなるのかメカニズムを簡単に書くと、

エネルギー産生を阻害してしまう食事や環境、生活習慣をすることで、

エネルギー産生低下胃腸機能低下消化不良→栄養の吸収障害(ビタミンB12等)→赤血球の肥大→末端への酸素供給量低下→末端のエネルギー代謝低下→UCP機能低下→冷え性という流れになります。

 

 

どのような食事や環境、生活環境にすればいいのかというと、

第一に、「糖代謝にすること

第二に、「運動すること

第三に、「ストレスを感じない生活にすることです!

まだまだありますが、説明が長くなってしまうので重要なことだけ^^;

 

 

糖代謝にすること

エネルギーをたくさん作るには、「炭水化物=糖質」が必要です!

100年くらい前は、食事の8割は炭水化物でした。

現在は、油の摂取量が爆発的に増えて、炭水化物が4割くらいになっている人が多いです。

コンビニ食品、レトルト、インスタントは脂肪が多いです!

 

脂肪の摂取量を減らし、糖質の摂取量を増やす必要がありますが、急激に増やすことはNGですし、糖質の種類には注意が必要です!

※いつか記事にします!

これは簡単に書けないので困っています(T . T)

 

SIBOやリーキーガット症候群の方、グルテンNGの方、血糖値が上がりやすい方など、同じものを食べても反応が異なるので個人差を見ながら決めることが望ましいです。

 

生化学から見ても、脂肪をエネルギーにするとデメリットが多いです。

 

 

 

運動すること

次に運動です!

運動は本当にカラダに良いことづくしです。

交感神経を高め、代謝を活発にしますし、糖を細胞に吸収しやすくするので血糖値の安定や糖代謝を促します!

※冷え性の方は、副交感神経優位の方が多い

さらに、末端までの毛細血管を増やし、血液量を増加させるので冷え性に効果絶大です。

しかし、毛細血管を増やす負荷は、ややきついと感じる程度の50-70%VOmaxくらいの負荷が必要です!

 

 

 

ストレスを感じない生活をすること

最後はストレスを感じないようにすることです。

これは、仕事や家庭環境によっては改善することが難しい方がいるかもしれません。

しかし、ストレスは代謝を低下させて冷え性に直結します。

今度ストレス解消するための栄養もお伝えします(^ ^)

 

 

 

お読み頂き有難う御座います

 

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