スポーツしている子供には 何を食べさせたらいいの?(カロリーとPCFバランス編)

一般社団法人臨床栄養医学協会

執筆者一般社団法人臨床栄養医学協会
(この著者の記事一覧はこちら )

当臨床栄養医学協会では、生化学及び生理学に基づく栄養学に関する正しい知識の普及と、ビジネス化推進を行います。
「知識を得る」「資格取得」だけではなく、必要な経験・実績を積むことでビジネス化をサポート致します。

「学校を通いながらスポーツを頑張っている子供には、何をどのくらい食べさせればいいの?」

そのように思っている親にアドバイスです(^ ^)

 

伝える内容が多くなるので、何回かに分けてお伝えしていきます(^ ^)

 

今回は、

 

「カロリー」と「PCF」です!

 

活動量により、食べる量(摂取カロリー)を変える必要があります。

 

消費しているカロリーより多いと太りやすいですし、少ないと痩せやすいです!

絶対ではありません糖質が多いと代謝が上がりますし、脂質は代謝を下げて太りやすくなります
厚生労働省が推奨しているエネルギー必要量は下記の図を参考にしてください。
※個人差があるので、実際には体重の増減も参考にしてください。

例えば、

毎日部活を頑張っている高校生の女性」であれば、2550kcal程度必要になります。

※個人や競技によって差があるので、体重の増減や筋肉量等も考慮して摂取カロリーを微調整してください。

では、この2550kcalをどのように摂ればいいでしょうか?

理想は何度もお伝えしている通り、

炭水化物6:タンパク質1.5:脂質2.5】程度です。

※個人・競技により異なりますが、ほとんどが当てはまると思ってください。

炭水化物  1g=4kcal
タンパク質 1g=4kcal
脂質    1g=9kcal

2550kcal必要だとして、

6:1.5:2.5の割合で摂取するには、

炭水化物  =382.5g
タンパク質 =95.6g
脂質    =70.8g
です。
1食に計算すると、

炭水化物  =127.5g
タンパク質 =31.8g
脂質    =23.6g

となります。

 

数字だとわかりにくいので1食分だとこんな感じです!

【炭水化物】
ご飯(1膳)、さつまいも(50g)サラダ(小皿)、りんご(1/4)

【タンパク質・脂質】
味噌汁(1杯)、玉子焼き(1個)、豚赤肉(60g)、ヨーグルト(小鉢)
※足りない分は練習前・練習後におにぎりやバナナで補給

でも、いちいち計算するなんてできないですよね(^^;;

 

うちも無理です。笑

 

そんな方のために、カロリーとPCFバランスを適正化する6つのポイントを教えます!

 

これさえ守れば、カロリーオーバーや脂質過剰を最小限に抑えることができますのでぜひ参考にしてください!(^ ^)

 

毎食ご飯1膳以上!
→炭水化物超重要です!ご飯以外にもさつまいもやジャガイモ、大麦等をプラスしたらなお良し!

果物・乳製品をプラス
→ビタミン・ミネラル、良質なタンパク質と脂質が補給できます。市販で売っているので作る手間が省けるのが良いですね(^ ^)

汁物をなるべく毎食
→お味噌汁に野菜をたっぷり入れたら、栄養満点です!

タンパク質は2種類以上
→一日単位で考えてOKです!いろんな種類のタンパク質を摂って、偏らないようにしましょう!

揚げ物、炒め物はご褒美
→美味しいですけど、たまに食べる程度にしましょう!

おやつは、果物・焼き芋!
→チョコレートやポテトチップス、ビスケットなどは高脂肪です。気をつけましょう!

※体調・体質によって合わないものもあるので注意してください。過食により体重が増えやすい方は、食物繊維を多くすることで満腹中枢を刺激できます!

お読み頂き有難う御座います

 

 

・ブログ記事より深い栄養情報が知りたい
※限定動画プレゼント中(5つの有料動画の中から1つ無料でプレゼント)
LINE@

・毎日手軽に読みたい
Instagram

・文章より動画で見たい
YouTube

・セミナー講師、栄養コンサルの仕事に興味がある
臨床栄養医学協会HP

一般社団法人臨床栄養医学協会

執筆者一般社団法人臨床栄養医学協会
(この著者の記事一覧はこちら )

当臨床栄養医学協会では、生化学及び生理学に基づく栄養学に関する正しい知識の普及と、ビジネス化推進を行います。
「知識を得る」「資格取得」だけではなく、必要な経験・実績を積むことでビジネス化をサポート致します。

コメント

CAPTCHA


コースについてのご質問、ご相談など
お気軽にお問い合わせください
コースについてのご質問、ご相談など
お気軽にお問い合わせください