糖質制限で需要が縮む

一般社団法人臨床栄養医学協会

執筆者一般社団法人臨床栄養医学協会
(この著者の記事一覧はこちら )

当臨床栄養医学協会では、生化学及び生理学に基づく栄養学に関する正しい知識の普及と、ビジネス化推進を行います。
「知識を得る」「資格取得」だけではなく、必要な経験・実績を積むことでビジネス化をサポート致します。

糖質制限で寿命が縮む

糖質制限で寿命が縮む

最近は【糖質制限】に対して否定的な意見が増えてきました!

 

しかし、まだまだ根強い人気があります。

 

今回は、糖質制限を続けるとどうなるのかをお伝えします!

 

多数の疫学調査で、低炭水化物食(糖質制限)により、死亡率病気リスクが増加することがわかっています!

 

ごく一部をご紹介します!

 

【20~86歳のギリシャ人男女22944人の10年間追跡調査】

低炭水化物食・高タンパク食は全死因死亡率が22%増加し、特にタンパク質が多い食事の長期摂取は総死亡率の増加と関連していた。

 

 

【2012年までに発表されている17研究のメタ分析】

低炭水化物食は全死因死亡率が31%増加した。

 

 

【米国45~64歳の成人15428人を対象とした約25年間の追跡調査】

低炭水化物食は高い早期死亡リスクと関連していた。

アテローム性動脈硬化リスクが20%増加した。

 

 

【炭水化物からのエネルギーの割合と全死因死亡率】

表

 

 

糖質制限によって死亡率の上昇】、疾患リスク上昇は多く報告されています。

 

これはカラダの代謝からみると当然です!

 

炭水化物は少な過ぎても多過ぎても身体に悪影響を与えます!

 

炭水化物の摂取量は、全エネルギーの50〜60%お勧めします!

 

もちろん、個人差があるので一概には言えません。

 

※耐糖能、運動量、筋肉量、糖質の種類、病気、腸内環境などによって違います。

 

糖質制限は確かに短期間で痩せます。

しかし身体に負担がかかり、リバウンドしやすいこともわかっています。

 

健康のためにダイエットするのであれば、身体に負担がかからない方法で痩せましょう!

 

 

 

 

 

お読み頂き有難う御座います

 

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