酸化した油がなぜ悪いか?

一般社団法人臨床栄養医学協会

執筆者一般社団法人臨床栄養医学協会
(この著者の記事一覧はこちら )

当臨床栄養医学協会では、生化学及び生理学に基づく栄養学に関する正しい知識の普及と、ビジネス化推進を行います。
「知識を得る」「資格取得」だけではなく、必要な経験・実績を積むことでビジネス化をサポート致します。

酸化した油がなぜ悪いか

酸化した油がなぜ悪いか?

 
こんにちわ! 栄養講師の小笹です^ ^ 本日の記事は 【酸化した油がなぜ悪いか】です!
 

 

今回は、
なぜ二重結合が多いと酸化するのか?
酸化した油がカラダに悪いのか?」 を解説します!

難しいと感じたら読み飛ばしてしまってくださいw

 

まずは脂肪酸の化学構造式を見てみましょう!

飽和脂肪酸はC(炭素)がすべてH (水素)で覆われているので酸化されにくく、オメガ3は二重結合で挟まれた炭素のところで5万倍も酸化反応が起きやすくなります。

 

そのため二重結合が多くなればなるほど酸化されやすくなります。

二重結合の数の復習ですが、
「飽和脂肪酸は0」
「オメガ9は1」
「オメガ6は2」
「エゴマ油•亜麻仁油は3」
「EPAは5」
「DHAは6」です

二重結合の数

 

次に、酸化するまでの流れを解説します。

二重結合に挟まれた炭素に結合している水素は、熱や光、活性酸素、重金属などがあると、簡単に引き抜かれて脂質ラジカルとなります。

脂質ラジカルの二重結合の移動と酸素分子の結合が起こり、脂質ペルオキシラジカルとなります。

脂質ペルオキシラジカルは、隣接した脂肪酸の、二重結合に挟まれた炭素に結合している水素を引き抜いて脂質ヒドロペルオキシド(過酸化脂質)になり、引き抜かれた方は脂質ラジカルとなります。

 

 

図にするとこんな感じ👇

脂質酸化メカニズム

 

最終的に発生した「過酸化脂質」が生体内で悪影響を及ぼすことが様々な研究でわかっています

 

「過酸化脂質」は、細胞内のタンパク質・遺伝子・リン脂質などと結合し機能・構造を破壊します。


ミトコンドリア内のTCA回路である酵素を不活性化し、エネルギー代謝が低下させます。

また、ミトコンドリアの電子伝達系の機能を低下させることも報告されています。

そして甲状腺機能も低下させることがわかっています。

 

長期的に、がん、糖尿病、脳・心血管疾患、自己免疫疾患、自閉症、アルツハイマー病などの慢性病や老化の原因となることが、様々な研究で示唆されています。

 

現代病は「油の摂りすぎによるもの」。特に「酸化しやすい油によるもの」が大きく影響していることを理解しましょう!

※もちろん原因はそれだけではありませんが

 

お読み頂き有難う御座います✨

 

 

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