「糖質で太る」一度は聞いたことがありますね。
ダイエットで糖質制限が流行っていることから、【糖質=太る】という図式が頭にある人も
多いと思います。
ですが、これは大きな間違いです。
では、
「太っている人は全員糖質過剰ですか?」
「痩せている人は全員糖質を少なくしていますか?」
違いますよね。
脂肪を合成するメカニズムを理解すれば納得できると思います!
脂肪合成メカニズム
脂肪を合成するには、
糖質から作られる【グリセロール-3-リン酸】
脂質から作られる【脂肪酸】
この2つが必要です。
どちらかが欠けても中性脂肪は作られづらくなります。
ってことは…そうです。
糖質制限しても脂質制限しても痩せます。
どちらもしっかりとエビデンスが出ています。
※痩せる理由は、脂肪合成がされにくいという理由だけではなく、グリコーゲン・水の消費や代謝の変化なども影響しています。
1番太るのは中途半端
面白い研究をあります。
過体重・肥満300人の食事を調べた報告では、
「炭水化物:47%」「タンパク質:16%」「脂質:35%」の割合で摂取していました。
(中途半端な)炭水化物不足・脂質過剰だとなぜ太りやすいか?
糖質制限・脂質制限のように、どちらかに振り切ってしまえば脂肪合成はしにくくなります。
(健康的かどうかは別)
中途半端に炭水化物不足・脂質過剰だと、高確率で代謝低下・耐糖能低下を起こします。
その状態でさらに脂肪の材料が揃っているので太ります。
圧倒的に糖質より脂質のほうが【脂肪に変換しやすい】ということも理解しておきましょう!
中性脂肪の構造を知っている人はわかると思います。中性脂肪はグリセロール-3-リン酸と脂肪酸が3つの構造です。糖質から脂肪酸を大量に作るのは生化学的に困難です。
現代の食事バランスは?
年々炭水化物の摂取量が減り、
脂質の摂取量が増えています。
そして肥満の方、糖尿病の方が右肩上がりです。
原因は明白ですね。
健康的で太らないバランスとは?
理想的なバランスはこちら
各栄養素をバランス良く摂取でき、代謝低下・耐糖能低下を招きにくいです!
過食を防ぐこともできるのでカロリーコントロールもしやすくなりますよ^ ^
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