リーキーガット症候群原因

一般社団法人臨床栄養医学協会

執筆者一般社団法人臨床栄養医学協会
(この著者の記事一覧はこちら )

当臨床栄養医学協会では、生化学及び生理学に基づく栄養学に関する正しい知識の普及と、ビジネス化推進を行います。
「知識を得る」「資格取得」だけではなく、必要な経験・実績を積むことでビジネス化をサポート致します。

リーキーガット原因

リーキーガット原因

 

今回はリーキーガット症候群の原因について説明していきます。

 

リーキーガット症候群という言葉を初めて聞いた人は、前回の記事から読んで頂くと理解できると思います。

なぜリーキーガット症候群になるのか?

 

 

この原因を一言で言うと、腸内細菌叢のバランス悪化です。

腸内細菌

 

腸内細菌が「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」に分類されていることはご存知だと思います。

腸内細菌叢のバランス悪化】は、この3つのバランスが崩れたり、多様性が低下したことを指すと解釈してください。

 

悪玉菌」と聞くと、あまりよくない印象受けますよね^^;

確かに悪玉菌の中に危険な菌もいますが、全てが悪いというわけではありません。

少なくなることで問題となる悪玉菌もいます。

 

善玉菌」も同じ。

増えすぎると問題が生じます。

※乳酸菌や食物繊維を摂っても解決せず、悪化する人も多いです

 

全てはバランスです

「何が良い、何が悪い」と善悪を決めると本質が掴めません。

全ての存在に意味があります

腸内細菌は有益な働きをしてくれる重要な存在です。

 

 

いろんな働きをしてくれますが、その一つの働きとして

腸粘膜バリア機能の制御です。

腸粘膜では異物が侵入しないように、ムチンや抗菌ペプチド、IgA抗体などでバリアを作り身体を守っています。

これらがしっかり働くかどうかは腸内細菌が影響しています

※他の要因もあります

腸内バリア

 

 

 

腸内細菌は、多糖類や食物繊維から【短鎖脂肪酸】を産生します。

腸粘膜は短鎖脂肪酸を利用してムチンや抗菌ペプチド、IgA抗体を産生します。

腸内細菌バランスが崩れると、短鎖脂肪酸が産生量が低下し、バリア機能が崩れてしまうことが報告されています。

 

 

 

簡単に要約すると、

腸内細菌叢のバランス悪化

→短鎖脂肪酸の産生↓

→バリア機能↓

→リーキーガット症候群

※あくまで一例として

 

 

「腸内細菌叢バランスが崩れる原因は?」

「何食べれば良いの?」

についてはまたの機会!

 

 

 

 

お読み頂き有難う御座います

 

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