夏バテ対策

一般社団法人臨床栄養医学協会

執筆者一般社団法人臨床栄養医学協会
(この著者の記事一覧はこちら )

当臨床栄養医学協会では、生化学及び生理学に基づく栄養学に関する正しい知識の普及と、ビジネス化推進を行います。
「知識を得る」「資格取得」だけではなく、必要な経験・実績を積むことでビジネス化をサポート致します。

夏バテで

「食欲が落ちる」

「疲れやすい」

「だるい」

 

この症状は

体温の上昇

交感神経優位

で起こることが多いです。

 

なぜ体温上昇、交感神経優位になってしまうのか?

これは「塩分」と深く関係しています。

夏バテ症状が出たら、とりあえず「塩分」を補給しましょう!

かなり症状が和らぐはずです。

 

塩分が重要な理由は

 

30℃を超える炎天下では体温が上昇していきます。

 

体温が上がりすぎると身体は働きにくくなるので、下げようと汗を出します。

 

汗をかいて熱を放散できる人は夏バテが起こりにくいです。

 

・塩分不足

・水分不足

・皮膚疾患がある

 

このような条件では汗の分泌量が減ります。

体温がグングン上昇し、夏バテを起こします。

 

それと塩分不足は交感神経を優位にして食欲不振にします

 

汗の塩分濃度は0.3〜0.5%

 

もし汗を1ℓかいたら、単純計算で3〜5gの塩分を失います

※ちなみにミネラルウォーターの塩分濃度は0.001%
1ℓ飲んでも0.01g

身体は塩分を失いすぎるとマズイので、アルドステロンというホルモンを分泌させて塩分が体外に排出されるのを防ぎます

ただでさえ汗を掻くのに交感神経を働かせているのに、ダブルパンチとなります。

※汗を掻くには自律神経系の交感神経が優位になる必要があります。

夏バテで食欲不振になるメカニズム

炎天下

→体温上昇

→交感神経優位

→発汗

→塩分不足でさらに交感神経↑

→胃腸機能STOP

(※胃腸が正常に働くには副交感神経が必要)
胃腸機能は副交感神経が働かなければ正常に働きません!

知らず知らずに交感神経のスイッチをオンにしていませんか?

特に夏場は汗により大量に「塩分」を消費することをお忘れなく!

塩分の摂取量は汗の量にもよりますが、12〜15g程度は摂るようにしましょう!

 

減塩が推奨されている世の中ですが、逆に高血圧や糖尿病を促すという報告も多くあります。

 

そして塩分の摂取量は年々減少し続けています。

高血圧は増えているけど(^^;;

 

お読み頂き有難う御座います

 

 

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