太る人は〇〇を食べていた!?

一般社団法人臨床栄養医学協会

執筆者一般社団法人臨床栄養医学協会
(この著者の記事一覧はこちら )

当臨床栄養医学協会では、生化学及び生理学に基づく栄養学に関する正しい知識の普及と、ビジネス化推進を行います。
「知識を得る」「資格取得」だけではなく、必要な経験・実績を積むことでビジネス化をサポート致します。

太る人は〇〇を食べていた

太る人は〇〇を食べていた

 

結論からお伝えすると、太る最大の原因は脂質です!

炭水化物が太る原因と思っている方が多いですが、これは実は間違いです(^^;;

 

 

アメリカの研究で、肥満の方のPFCバランスを調べているものがありました。

PFCバランスとは、

「P:タンパク質」「F:脂質」「C:炭水化物」の摂取比率です。

 

肥満の方の、PFCバランスはどのような割合だったのでしょうか?

 

2003年2月から2005年10月まで、米国で311人の自由生活、過体重/肥満(肥満度指数、27-40)の非糖尿病、閉経前女性を対象に調べた研究です。

平均で「体重:85kg、体脂肪:40%BMI:32」でした。

表

 

過体重の方は、平均して「炭水化物47%」「タンパク質16%」「脂質35%」摂取していたことがわかりました!

表

 

 

 

厚生労働省が推奨しているPFCバランスは、

「炭水化物50〜65%」

「タンパク質13〜20%」

「脂質20〜30%」

です。

炭水化物が少なくて、脂質を取りすぎてしまっていることがわかります(^_^;)

炭水化物は、代謝効率が良くスムーズにエネルギーへ変換されます。

たとえ食べすぎてしまったとしても、ある程度は熱産生に回り、脂質に比べて蓄積することが少ないことがわかっています。

 

100年ほど昔では、炭水化物の摂取量が8割程度で、肥満が少なかったことがわかっています。

食べた脂質は、複雑な代謝を必要とせずにカラダの脂肪となります。

脂質を取りすぎると、代謝が低下しその分蓄積に回ってしまいます。

しっかりと炭水化物(ご飯)食べているつもりでも、知らないうちに脂質の摂取割合が多くなってしまっていることがほとんどです。

注)食べている炭水化物が精製白米や精製小麦、精製砂糖であれば、ビタミン・ミネラル、食物繊維が少なく、血糖値の上昇を招いて太りやすくなります。

 

 

ファーストフード、コンビニ弁当、インスタント食品は、脂質が多いものばかりです。

例えば、「某コンビニの焼肉弁当」

ご飯が多いので炭水化物メインと思いきや、肉の脂や調理油により脂質が一番多くなっています。

焼肉弁当のカロリー

炭水化物:440kcal 

蛋白質 :92kcal 

脂質       :470kcal

 

 

痩せるためには、まずはPFCバランスを適正化する必要があります!

 

そして良質な炭水化物を摂りましょう!

 

 

 

 

 

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