無添加ポテトチップスは身体に良いのか?

一般社団法人臨床栄養医学協会

執筆者一般社団法人臨床栄養医学協会
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当臨床栄養医学協会では、生化学及び生理学に基づく栄養学に関する正しい知識の普及と、ビジネス化推進を行います。
「知識を得る」「資格取得」だけではなく、必要な経験・実績を積むことでビジネス化をサポート致します。

無添加ポテトチップスは身体に良い?

ポテトチップス

食品添加物や農薬、遺伝子組み換え食品をできるだけ避けることは良いことです。

 

ただ注意して欲しいのが、無添加なら安全オーガニックなら安全と思ってしまうことです。

 

私も昔はそうでした(^_^;)

 

無添加(オーガニック)の商品を食べたら健康になれる錯覚をしていました。

 

多分、昔の私と同じような考えを持っている人がいると思います。

 

もちろん、無添加・無農薬に越したことはありません

 

しかし、他にも大事なことはたくさんあります。

 

PFCバランス、ミネラルビタミン含有量、重金属、抗栄養素、放射性物質、酸化の有無、アミノ酸組成、食物繊維量、GI値・GL値、身土不二、個人の体質・体調、など

 

無添加・無農薬以外にも重要なことはたくさんあり、全体のバランスをみることが重要となります。

 

無添加ポテトチップスの成分表はこちら↓

表

これを見て「安全」と思う人が多いかもしれません。

原材料に添加物が入っていないし、産地も親切に書いてある。

 

しかし、それだけでは正確な判断ができません。全体を見る必要があります。

 

 

 

一つ目の問題は脂質過剰】です。

バランスを計算すると、

炭水化物 :41%

タンパク質:3%

脂質   :55%

圧倒的に脂質が多いことがわかります。

 

推奨値は、

炭水化物50〜60%

タンパク質13〜20%

脂質20〜25%程度

(※個人差があります)

 

現在は脂質の過剰摂取時代です↓

表

 

 

 

 

二つ目の問題点は、酸化しやすい油】の使用。

・米油は日本人に合っている

・ビタミン•ミネラルが含有量多い

・酸化しにくい

と聞いたことがあるかもしれません。

 

しかし、オメガ6が多く酸化しやすい油で身体に悪影響を与えます

表

 

 

「無添加」「オーガニック」という言葉で安心・安全に感じてしまい、つい食べすぎてしまうこともあります。

 

言葉に踊らされずに、全体のバランスを見て判断するようにしましょう。

 

 

 

 

 

お読み頂き有難う御座います

 

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