なぜ甘いものを欲するのか?
それは身体が甘いものを必要としている証拠であり、
単に甘いものを除去することで解決はできません!
欲している原因を解決しない限りは、必ず欲求に負けます。
甘いものを欲する原因は
①低血糖
②エネルギー不足
③ストレス
この3つが甘いものを欲する大元となります。
この3つ抑えれば甘いものを欲することが減ります。
【なぜ低血糖になるのか?】
※低血糖とは血糖値が低くなること
原因は様々ありますが、
・脂質の過剰摂取
・糖質不足(糖質制限)
が大きく関係しています。
糖質の摂取量を減らせば、耐糖能が低下します。
※耐糖能とは糖質を代謝する能力のこと
Tohoku J Exp Med.1999 Sep;189(1)59-70
Am J Clin Nutr.1975 Jul;28(7):748-55
Eur J Clin Nutr.2012 Aug;66(8):926-31
そのことで糖質が血中に余ってしまい血糖値が上がります。
その後インスリンが大量に分泌され、低血糖を引き起こします。
単に糖質量が不足していることでも低血糖は起きます。
※特に肝臓が弱り糖新生が出来ない状況
【エネルギー不足】
単に食事量が少ないか、消化機能が弱く食べても身にならない場合も甘いものを欲します。
砂糖は消化に負担がかからず、素早くエネルギーになるのでエネルギー不足の身体に最適です。
消化機能を改善させることが重要となります。
【ストレス】
ストレスを感じるとコルチゾールという抗ストレスホルモンが分泌され、代謝を低下させます。
代謝を改善させるのに砂糖や蜂蜜、果物に入っている【フルクトース】が有利となり、身体は自然と求めます
「甘いものを身体に悪い,太る」
「それをやめれないのは精神が弱いから、依存しているから」
このように一般的に言われていますが、甘いものを欲する理由もありますし、やめられない理由もあります。
そしてそれは身体を守るためです。
短絡的に考えず全体をみてください。
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