ダイエットのため、血糖値を安定させるため、健康のため、様々な理由で糖質制限に取り組んできる人がいますが、
糖質制限すると血糖値が上がりやすくなることが報告されています。
血糖値が上がりすぎてしまうことはもちろん身体によくありません。
なるべく血糖値は変動しないようにする必要があります。
なぜ血糖値を上げる原因物質である【炭水化物(糖質)】を制限することで血糖値が上昇しやすくなるのでしょうか?
糖質の摂取量を減らすことで、糖質を処理する能力(耐糖能)が低下することが報告されています。
糖質を極端減らしたり、脂質過剰な生活をすると糖を処理することができなくなり、血糖値が上昇するということです。
この状態がひどくなると「糖尿病」となります。
夕食に糖質を少ない食事をしたグループに、翌日ブドウ糖負荷試験を行ったところ、全例において耐糖能が悪化しました。
逆に夕食に糖質の多い食事を摂った時には被験者の耐糖能は正常でした。
健康な若い男性を対象とした試験では、低炭水化物食を続けたグループでは、高炭水化物食を続けたグループよりも、耐糖能が悪化しました。
57g/日の低炭水化物食は、301gの高炭水化物食よりも耐糖能が悪化した。
糖を正常に代謝できなくなると、25~66%の人が10年以内に糖尿病に進行すると報告されています。
「糖質で太る」
「糖質が糖尿病の原因」
一部で糖質が悪者扱いされています。
しかし人類史・生化学から視ると、糖質は人類のとって必要不可欠であり、代謝を正常にするためにとても必要な物質です。
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