みんな知らないファスティングのデメリット

一般社団法人臨床栄養医学協会

執筆者一般社団法人臨床栄養医学協会
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当臨床栄養医学協会では、生化学及び生理学に基づく栄養学に関する正しい知識の普及と、ビジネス化推進を行います。
「知識を得る」「資格取得」だけではなく、必要な経験・実績を積むことでビジネス化をサポート致します。

ファスティングのデメリット

ファスティングのデメリット

 

ファスティングとは、断食のことを言います。

ファスティングは誰にでも身体に良いと思っていませんか?

それは大きな間違いです。

身体の状態によってはデメリットが多く、体調を大きく崩してしまう場合があります。

 

 

ファスティングすると、

胃腸が休まり便通改善

減量効果

Sirt1遺伝子により長寿

メリットばかりフォーカスされていますが、もちろんデメリットもあります。

今回はそのデメリットについて詳しくお伝えします。

 

 

まずはファスティングで身体にどのような反応が起こるか理解しましょう!

身体は三大栄養素の炭水化物・タンパク質・脂質をエネルギーにしています。

ファスティングすると真っ先に身体の【糖質=グリコーゲン】が枯渇するので

【タンパク質・脂質】をエネルギーにします。

 

 

タンパク質・脂質】をエネルギーにすることが最大のデメリットになります!

真っ先に使用されるタンパク質は筋肉や皮膚、胸腺などです。

筋肉が削れ、シワになり、免疫が低下します。

画像

筋肉が削れるということは代謝も低下します。

そしてタンパク質をエネルギーにすると、副産物としてアンモニアが発生します。

アンモニアの解毒にも肝臓・腎臓に負担がかかります。

 

 

脂質を削ることもデメリットが多いです。

脂肪が減ってラッキーと感じるかもしれませんが、大間違いです。

下の図はヒトの脂肪組織のオメガ6の蓄積を表しています

グラフ

オメガ6は植物油脂に多く含まれている油で、酸化しやすい性質を持ちます。

現代人はこのオメガ6をたっぷり蓄えているため、脂肪が燃えるごとに酸化し、ミトコンドリアにダメージを与えます。

結果、代謝を落として太りやすい身体を作ります。

 

 

他にも、ファスティングにはデメリットが多くあります。

昔の人は酸化しやすい油を摂っていませんでしたし、身体にグリコーゲンをしっかりと蓄えていたので恩恵はあったと思いますが、現代ではデメリットを多く受けてしまいます。

 

 

 

 

 

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