アスリートのための油の摂り方

一般社団法人臨床栄養医学協会

執筆者一般社団法人臨床栄養医学協会
(この著者の記事一覧はこちら )

当臨床栄養医学協会では、生化学及び生理学に基づく栄養学に関する正しい知識の普及と、ビジネス化推進を行います。
「知識を得る」「資格取得」だけではなく、必要な経験・実績を積むことでビジネス化をサポート致します。

アスリートの油の摂り方

アスリート 油の取り方  

 
こんにちわ! 栄養講師の小笹です^ ^ 本日の記事は 【アスリートのための油の摂り方 油についての基礎知識】です!
 

 

アスリートのための油の摂り方を説明していく上で、まずは油の基礎知識をお伝えします(^ ^)

ここを押さえとくと、油選びが楽になります😊
ぜひ参考にしてください!

 

飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸

油は、飽和脂肪酸不飽和脂肪酸の大きく2つに分かれます。

常温で固体の「飽和脂肪酸」
常温で液体の「不飽和脂肪酸」

 

この二つは「融点」が違います。
※融点とは固体が液体になり始める温度のこと。

飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸

 

脂肪酸の種類

脂肪酸の種類を簡単に分類分けするとこのようになります。

脂肪酸の分類

 

例えば「牛脂」ですが、常温で固体のため、「飽和脂肪酸」が多いことがわかります。

ですが全て飽和脂肪酸でできているわけではありません

 

飽和脂肪酸が多いということで、不飽和脂肪酸も入っています

 

次に「サラダ油」

常温で液体のため、「不飽和脂肪酸」が多いことがわかります。

不飽和脂肪酸が多いですが、飽和脂肪酸も入っています

 

脂肪酸組成

脂肪酸組成表

 

脂肪酸組成のグラフを見ると、「ココナッツオイル」「バター」「ヘット」が飽和脂肪酸が多いですね(^ ^)

そのため、常温では固体となります。

 

オリーブオイルからは飽和脂肪酸が減り、オメガ9・オメガ6などの不飽和脂肪酸が増えていきます。

そのため、常温では液体となります。

 

酸化しやすいかどうか

二重結合の数

 

次に油の酸化についてお伝えします!酸化しやすさは、二重結合の数で決まります。

飽和脂肪酸は二重結合がなく、酸化しにくいです。

オメガ9は二重結合1個で酸化しにくい方ですが、飽和脂肪酸より酸化します。

オメガ6<オメガ3と二重結合が多くなり酸化しやすくなります。

 

最後までお読みいただきありがとうございました(^ ^)

次回から、アスリートのための油の摂り方について詳しくお伝えしていきます!

 

 

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