動物性の脂ってすぐ固まるし、身体に悪そうなイメージありますね😅
結論から言いますが、【身体に悪くありません】
もちろん摂り過ぎは身体に悪いですよ💦
厚生労働省では、
【心臓】や【脳】の病気と関連が認められるとして、飽和脂肪酸の摂取量を全体のエネルギー量の【7%以下】に設定してます!
※飽和脂肪酸とは、肉に多く含まれる脂質の一種です
しかし、この【7%】の根拠は薄いです💦
詳しくは食事摂取基準みてください!矛盾点が多々あります。
飽和脂肪酸が悪者にされた背景は、マクガバン報告の影響が強いですが今回は割愛します。
飽和脂肪酸を多く摂取しても、【心臓】【脳】の疾患に関連がなかったとされる報告は多くあります。
Food Nutr Res 2013; 57.
Am J Clin Nutr 2010 ; 92: 759─65
Lancet 2014; 383: 146─55.
そして【肉の飽和脂肪酸】と【乳製品の飽和脂肪酸】では結果が変わります。
乳製品では脳出血のリスクが減少しました。
Am J Clin Nutr 2012; 96: 397─404.
J Nutr Sci Vitaminol(Tokyo) 2011 ; 57: 383─93
そして、加工肉に入っている「硝酸塩」「その他栄養素」が影響している可能性を報告している論文もあります。
Circulation 2010;121:2271–83
【飽和脂肪酸】が悪者ではない証拠が徐々に揃ってきています!
このように疫学調査だけでは正確な答えを導き出せません。複数の要因が考えられるから当たり前ですね。
人類史から考えても【動物の脂】は悪くありません。
私たちの祖先は、狩猟採集民時代から動物の脂をメインに摂取してきた事実があります!
その当時は【抽出した油(植物脂)】なんてありませんでした。
祖先は脂質を【動物の脂】からメインに摂取していました。
ただ、もちろん食べ過ぎはNGです。
減らすべきは【動物の脂】ではなく【植物油】ですので意識してみましょう😊
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