「トランス脂肪酸は身体に悪い」
一度は聞いたことあるのではないでしょうか?
でも実際
「トランス脂肪酸は何に入っているの?」
「どう危ないの?」
わからない方が多いと思いますので解説します😊
トランス脂肪酸には、【天然のトランス脂肪酸】と【人工的に水素添加されたトランス脂肪酸】の2種類あります。
【天然のトランス脂肪酸】は、ウシの乳や乳製品に少量含まれています。
デメリットはほぼなく、身体にとってメリットが多いと報告されています。
問題となるのは、「人工的に水素添加されたトランス脂肪酸」です。
LDLコレステロールを上げ、HDLコレステロールを下げることや心臓疾患のリスクを増加させることが報告されています。
N Engl J Med.1999 Jun 24;340(25):1994-8
Eur J Clin Nutr.2009 May;63 Sippl 2:S5-21
総エネルギーの1%以上の摂取でリスクが上がることが報告されています。
大人の総摂取エネルギーは約2000kcalなので、【1%=20kcal】
脂質は1g=9kcalなので【約2g】が上限となります。
特に含有量が多いのは、「マーガリン」「ショートニング」「ファストプレッド」です。
この3つは覚えておきましょう。含有量を確認してみましょう👍
この数値は全て100g中に何g入っているかの数値です。
ビスケット、お菓子、ケーキ、マヨネーズ、菓子パン、カップラーメン、植物油など
加工食品や油脂には多く入っています。なるべく加工食品を控える必要があります😅
諸外国でトランス脂肪酸の規制が強くなったため、減らすように努力しています。
H18年とH22年の差がすごいですね。
一般用マーガリンでは0.22g/100g、業務用マーガリンも1.00g/100gまで減っています。
よほど食べ過ぎない限り、トランス脂肪酸過多にはなりませんがなるべく減らすようにしましょう😊✨
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