解剖生理学のセミナーへ参加しないと治療技術は上達しません。
その触診技術が正しいと自信を持って言えますか?
授業で過去にやったかもしれませんが、それが最新の正しい知識とは限りません。
触っている筋肉が間違っている場合、評価や治療方針すべてがおかしくなってしまいます。
それでは現場で通用しないですし、いつまでたっても患者やクライアントは変わりません。
そんな状態で後輩へ正しい指導なんて出来るはずもありません。
それを解決するためには、解剖生理学のセミナーへ参加する必要があります。
セミナーでは業界のトップランナーから最新の現場に必要な正しい情報を学ぶことができます。
この記事では、私が推薦する解剖生理学セミナーまとめサイトを4選紹介しています。
選ぶ際、絶対に注意すべきポイントも紹介していますので、ぜひご覧ください。
解剖生理学を実践するならセミナーに参加しよう
解剖生理学を学び、実践するためにはセミナーへ参加することが最もおすすめです!
何故なら人間の身体は複雑で、遺伝などの個体差があるため解剖学の最先端を走っている教授しか知らないこともたくさんあるからです。
たとえば、西洋人とアジア圏の人種では筋肉の起始や停止、滑液包の位置に違いがあるんです。
そのことを知っているかどうかで、治療やトレーニングの幅は変わってきます。
この章では、そういったセミナーへ参加することでどんなメリットがあるのかをまとめましたので参考にしてみて下さい。
直接身体に触れながら筋肉の走行などを学べる
セミナーに参加することの最大のメリットとして、直接身体に触れることができることです。
骨のランドマークや筋肉などに触れながら水性ペンで肌に筋肉を書いていくため、イメージがつきやすくなるんです!
筋肉の走行がイメージできる事で、治療やトレーニングの方法が分かるようになってきます。
一つの筋肉を治療やトレーニングする時も、筋肉の走行がイメージできるので最も伸びる位置や効率良く鍛える方法を考えることができるようになります!
そういった事が出来るのはセミナーへ参加した時だけなのです。
講師の先生に正しいか確認ができる
セミナーに参加することで、その分野の最先端の先生に会うことができます。
各分野で日本や世界で最も詳しい人に会って話すことができるのです。
日々の中で感じるような治療やトレーニングの疑問点などを自分より圧倒的な知識と経験を持っている人と話しができるのはセミナーに参加した時だけなのです。
解剖の触診にしても筋肉にしっかりと触れているか確認できるため、基本的な確認をできるまで何回もやることができます。
本だけだと本当にあっているか分からない、触れていると思っていたところが全然違ったなどの問題を解決できるのがセミナーに参加することの最大のメリットだと思います!
最新の研究データや情報が手に入る
セミナーでは、各分野のトップランナーが講師として立ちます。
時には、論文や雑誌などにも掲載していない研究段階の情報もセミナーで発表することがあります。
特に近年測定器や計測器の技術が発展してきたため、セミナーに参加することは今までにない新たな視点からの最新情報が手に入るチャンスなんです。
ヨーロッパのAIを駆使した、測定と最適なトレーニング立案をする技術などの情報を手に入れるチャンスがあるのはセミナーに参加したときだけなのです!
こういった最新情報はセミナーに参加していないと得られることはほとんどありません。
プロがおすすめ解剖生理学セミナーまとめサイト4選
コロナも落ち着き、セミナーの数は年々増えてきています。
そんな中で手探りで時間やお金を無駄にしないセミナーを選ぶのは、はっきり言って難しいです。
そこで、おすすめのセミナーまとめサイトを紹介します!
それに合わせて『3章 解剖生理学のセミナーを選ぶ時のポイント4選』を意識して頂くことで自分の知りたいことが学べるセミナーに参加できるでしょう。
ぜひ参考にしてみてください。
株式会社gene
理学療法士がセミナーを通じてたくさんの人に知識や技術を広めるために設立した会社です。
リハビリなどのトップランナーや書籍を執筆するような人が多く集まるセミナーサイトです。
トップランナーの深い解剖の知識や治療への応用を学びたい人にお勧めしています。
主要都市で定期的に同じ内容のセミナーを行っているため、参加したいセミナーに少ない予算で参加することもできると思います。
気を付けるべき点として人気の講師のセミナーは3日以内に満席になります。
ATACK NET
スポーツ医科学の総合ネットワークとして管理・運営されているサイトです。
特徴として基本的な解剖や解剖学の応用のセミナーやリハビリやスポーツで使えるような知識を学べるセミナーがあります。
スポーツ選手のリハビリやケアなどに必要な解剖学や生理学などの知識を学べるセミナーが多くあります。
そういった患者をみたい人にはお勧めです!
スポーツによって運動負荷や形式に特徴があるため、そういった時に必要な解剖生理学の知識や考えは他の分野にも生きます!
URL:ATACK NET セミナー情報
PT-OT-ST.NET
リハビリに関わる情報交換を目的としたサイトです。
基礎的な解剖生理学だけでなく、疾患別や目的別の解剖学に基づいた治療技術などのセミナー情報が掲載されているサイトです。
企業側のセミナー掲載料が無料なため、コストダウンにより格安で受けれるセミナーも存在しています。
情報交換を目的にしているサイトのため掲示板が存在しており、共通の悩み相談や目的に合ったセミナーを聞くことができるのが最大の特徴です!
コミュニティに参加など情報交換のネットワークを手に入れていきたい人にお勧めしています。
こくちーず
イベント広告を目的としたサイトで、医療分野以外にも多数の業種も登録している信頼性のあるサイトです。
解剖学単体のセミナー数は他に比べると少ないですが、発達発育など子供の障害に関する解剖学や生理学などを学べるセミナーが多くあります。
専門職だけでなく誰でも無料でセミナー広告ができるため、鍼灸などの東洋医学やヨガ・ピラティスなどの分野で考えられている解剖生理学を学ぶ機会があるのが特徴です!
このサイトでは、セミナーに参加した人の口コミが見れるようになっているため参考になると思います。
リハビリとは別の分野で活躍する講師の話しが聞きたい時にお勧めしています。
解剖生理学のセミナーを選ぶ時のポイント4選
セミナーへ参加する時に気をつけないといけない事があります。
それは自分の知りたいことが学べるかどうかです。
セミナー内容や講師の情報などを調べずに参加すると、「なにか違ったな」などお金と時間を無駄にしてしまうケースがあります。
この章では、そういった失敗が無くなるようにセミナーを選ぶ際のポイントを細かく解説していきます。
参加して後悔することが無いようにしっかり選ぶポイントを知っておきましょう!
セミナーの内容
セミナーを受けるときは必ず内容まで確認してください。
タイトルには書かれていない参加条件や座学のみ、短パンが必要などそういった情報がしっかりみないと分からない場合があります。
セミナーを主催する団体も、キャッチコピーなどで少しでも目に留まるように工夫をしているところも少なくありません。
目についたから、気になるタイトルだからと内容もろくに確認もせずに参加予約をしてしまうと、キャンセル料が発生するケースも存在します。
セミナーを受けるときは内容はもちろん、体調不良で受けれないときのキャンセル料など細かいところまで確認するようにしましょう。
担当講師
セミナーの内容や質を考える上で担当講師の情報を調べるのが効果的です。
担当講師を検索すると、その方の経歴がでてくるケースが多いです。
たとえば、講師の方が論文や本を執筆している場合はそれだけでも高い専門性知識を持っていることが分かります。
そういった情報を基にセミナーを選ぶと基礎から応用まで色々な知識を学ぶことができるケースが多いためおすすめです。
注意点として有名な講師のセミナーはすぐに予約満席になってしまうため運が必要になってきます。
実技の有無
セミナーにおいて実技の有無はかなり重要な要素です。
実際に参加者を被験者にすることが多いためよりリアルで細かい情報を得ることができます。
また、被験者に立候補すれば実際の講師の先生のやり方を特等席で体験することができるのです!
それ以外にも触診系のセミナーでは、正しく触れているかなどのチェックも必要になってきます。
現場で正しく触れるか確認するためにも実技の有無は大切な要素です‼
開催場所や全国での開催頻度
最後に気を付けるべき点として全国各地で定期的に開催されているかです。
セミナーサイトによっては過去の開催や半年後などの開催情報などを見ることができるようになっています。
人気のセミナーは定期的に開催されることが多く、全国の主要都市で順番に開催されています。
参加したいセミナーが住んでいるところから遠い場所だと交通費が多くなってしまい負担が大きくなってしまいますよね。
開催頻度や場所を確認することで少ない負担でセミナーに参加できます。
サブスク配信サイトもおすすめ
会場セミナーへ参加することでしか学べないことはたくさんありますが、サブスク配信サイトもかなりメリットがあるため、おすすめしています。
確かに、『1章 解剖生理学を実践するならセミナーに参加しよう』で伝えたように会場セミナーでしか触診を含む実技など学べないことはたくさんあります。
しかし1回あたり3万近くの費用が掛かり、時間に限りがあるため理解する前に先へ進んでしまうことがあるんです。
会場のセミナーだとどうしてもそういったことが起きてしまうため、サブスク配信を上手く使うことで解決できます。
この章では、サブスク配信だからこその強みを解説していくので参考にしてみてください。
サブスクだとセミナーへ参加するより料金が安い
サブスク配信の利点として何より会場セミナーより安くすみます。
会場セミナーだと1回の参加で移動費など含めて3万円は掛かることが多いです。
サブスク配信の場合は、月々の支払いだけなので配信サイトによりますが1万円以内に収まることがほとんどです。
給料が少ない時は、セミナー料金として3万円近く消費することはかなり勇気がいると思います。
気軽に学習できるのがサブスク配信の強みだと思います。
困ったときにすぐ観ることができる
経験したことや聞いたことがないような疾患を持っている人を担当することは必ずあります。
そんな時に、解剖生理学から本や論文や会場セミナーに参加して学ぶ時間はありません。
サブスク配信の動画なら疾患名を検索すれば必要な情報がすぐにでてきます。
動画の中には基礎知識からリハビリや運動の方法まで一通り説明しているものが多いため、2時間前後で解決するんです。
必要な知識を素早く手に入れるためにはサブスク配信の方がおすすめです。
繰り返し理解できるまで視聴できる
サブスク配信の動画は何度でも見直すことができます。
1度の説明だけだと分からないことや知らないことがでてくるため理解に時間がかかってしまうことがあります。
会場セミナーだと時間に限りがあるため理解ができる前に次に進んでしまうことが多いんです。
動画なら気になるところを理解できるまで確認できるので臨床経験が少ない人にもおすすめです。
さらに、動画の再生速度も変えれるので繰り返し効率よく学習ができるのです。
解剖生理学など豊富な動画があるサイト
医療業界のサブスク配信サイトは増えてきております。
しかし、その中でコンテンツの数が豊富なサイトは余りないのが現状です。
せっかく登録したのに、視聴できる動画が少なかったら余り活用できません。
そんな数ある配信サイトでおすすめなのは、『リハノメ』です。
このサイトは無料で視聴できる動画もあるため、購入を検討している方は確認してみてください!
まとめ
解剖生理学を学び、実践するにはセミナーへ参加することをおすすめします。
直接身体に触れて、正しいか確認しながら学ぶことができるからです。
業界のトップランナーの講師の話しが聞けるため、最新の研究データや情報を学ぶことができます。
講師の経歴やセミナー内容、おすすめサイトを活用することで質の高いセミナーに参加しましょう。
また、サブスク配信サイトも効率よく勉強するためにもおすすめしています。