解剖生理とは?具体的な内容から多くが難渋する点まで徹底紹介

一般社団法人臨床栄養医学協会

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当臨床栄養医学協会では、生化学及び生理学に基づく栄養学に関する正しい知識の普及と、ビジネス化推進を行います。
「知識を得る」「資格取得」だけではなく、必要な経験・実績を積むことでビジネス化をサポート致します。

解剖生理とは?具体的な内容から多くが難渋する点まで徹底紹介

解剖学や生理学に苦手意識を持つ人は多いです。

授業で覚えることが多く、仕組みも複雑で学校に入ってつまづく人が多い科目です。

そんななか、授業はどんどん進んでしまうため、ついていけず諦めてしまう人もいます。

 

解剖生理学は人体の構造や働きを学ぶ学問なので、しっかり理解していないと医療分野では活躍していくことはできません。

この記事では、解剖生理で具体的にどんなことを学ぶのか解説していきます。

実際に勉強する場合は、学ぶ内容やテストの対策なども詳しく説明していますので最後まで見てください!

 

解剖生理は身体の基本的な仕組みを学ぶ学問

解剖生理は身体の基本的な仕組みを学ぶ学問

解剖生理は人体の構造や身体の中の働きを学ぶ学問です。

人間が生きていくうえで身体の中で何が起きているのか、脳や内臓などがどんな働きをしているのかを勉強していきます。

 

医療の現場では多種多様の問題を抱える患者さんに対応することがあります。

そんな患者さんの問題を紐解いていくためには、身体の正常の働きを解剖生理としてしっかり分かっていないと解決できません。

身体の中で何が起きているのかイメージするための基礎として解剖生理を学ぶ必要があります。

 

なぜ解剖生理を学ぶ必要があるのか

なぜ解剖生理を学ぶ必要があるのか

病気やケガを治すためには、まずは身体の正常の働きを知らないといけません。

身体の構造はもちろん、それぞれの場所でどんな働きをしているか分からないと解決の糸口を見つけることは困難です。

 

例えば糖尿病は血液中の糖分が吸収されずに高いままの状態のことをいいます。

血糖値の正常値や血液中の糖分が吸収される仕組みが分からないと理解できないですよね。

他にも骨折や脳卒中などの病気のことを理解するためにも解剖生理の勉強は必要なんです。

 

解剖生理でどんなことを学ぶのか

解剖生理でどんなことを学ぶのか

解剖生理では身体のすべてを学ぶことになります。

人間が生きていく上でどのように身体が働いているのかを学ぶ学問です。

 

学ぶ内容は表にまとめました!

学習内容

人体の基本構造

人体の階層構造、各器官系の構成臓器と主な役割

運動器系

身体部位の名称、骨と筋肉の名称

神経系・内分泌系

神経系の区分と主なはたらき、ホルモンの定義、主な内分泌器官

循環器系

心臓の構造、体循環と肺循環、血管の分類、主な血管の名称、リンパ循環

呼吸器系

呼吸器系の構成と構造、換気のしくみ

消化器系

消化管の構造、肝胆膵の構造と主なはたらき

泌尿器系

腎臓の構造、尿の生成、排尿調節

内分泌系各論

視床下部・下垂体、副腎、甲状腺のはたらき

 

これを見ただけで量が多いなと感じる人もいると思いますが、身体はそれだけ様々な働きをしているのです!

このように身体のどこに何があるのか、どんな役割をしているのかを1つ1つ勉強していきます。

 

例えば、ご飯を食べると口内の唾液に含まれるアミラーゼという消化酵素がデンプンを糖に分解します。

分解された糖は最終的にブドウ糖になり、小腸で吸収され身体を動かすエネルギーとして使われます。

このように身体のどこに何があるのか、どんな役割をしているのかを1つ1つ勉強していきます。

 

解剖生理はみんな苦戦する分野

解剖生理はみんな苦戦する分野

解剖生理は学生が入学して最初にぶつかる壁です。

新しい分野の内容でかつ覚えることがたくさんあるからです。

 

そのため、多くの人が苦手意識をもってしまい勉強することに消極的になってしまいます。

テストや国家試験でも基本的に出題数が多い科目なので勉強することは絶対必要です。

 

定期テストや国家試験を乗り越えるためには、授業のポイントを必ずメモし、確実に覚えていく必要があります。

それさえしていれば大きく心配する必要はないかと思います。

 

解剖生理の具体的なイメージがつくおすすめ参考書

解剖生理の具体的なイメージがつくおすすめ参考書

解剖生理を覚えるのに苦戦している人や苦手意識を持っている人は多いと思います。

文字にすると膨大な量になる上に、専門用語が多く覚えるのに労力が必要だからです。

実は、そんな解剖生理をイラストにしてまとめると覚えやすいです。

 

解剖生理は一度覚えると他の科目も分かるようになってくるので勉強するのが楽しくなります!

分かりやすいイラスト付きの参考書をまとめたので、ぜひ参考にしてみてください!!

 

ゆるっとポップな解剖生理学 からだずかん

ゆるっとポップな解剖生理学 からだずかん

現役の看護師が人体の構造や機能を1,000点以上のイラストで分かりやすく解説している本です。

この1冊で解剖生理の基礎から現場で役立つ知識まで学ぶことができます。

ポップなイラストでまとめてあるので、教科書のように固い感じに苦手意識を持つ人でもスラスラ読むことができます。

大学の解剖分野の教授が監修をしているため、医療系の国家資格の勉強にも活用できる本です。

これから解剖を学ぶ人におすすめの本になっています。

 

価格:2,420円

URL:【KADOKAWA公式ショップ】ゆるっとポップな解剖生理学 からだずかん

 

病気がみえる

病気がみえる

教科書の情報は基本的に分かりづらいものがほとんどです。

解剖生理は膨大な量になるため、基本的に省略して教科書にまとめることが多いからです。

そのためイメージがしづらい、分かりづらいと思うことが多くなってしまいます。

そんな人のために、病気がみえるという本がおすすめです。

教科書だけでは分かりづらい所に+αでイラストと解説を入れてくれるため、知識の理解に繋がる本です!

 

価格:3,630円~(シリーズによって変動あり)

URL:病気がみえる

 

まとめ

解剖生理学は基礎となる学問です。

人体の構造や働きを理解することで病気などその人の状態を把握することができるようになります。

 

しかし、初めて解剖生理を学ぶ人は暗記することや覚えないといけないことが多く苦手意識を持つことが多いです。

そんな人はイラストにして分かりやすくすると覚えられるようになります。

試験や医療現場では必要不可欠な学問なので参考書などを活用しながら覚えていきましょう。

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