生化学は覚えるのが難しい教科です。
特に学生の人は入学していきなり専門用語の多い生化学を覚えないといけません。
単語以外にも作用や関連性などたくさんのことを一度に覚えないといけないので、挫折する人も多いです。
生化学を全て暗記しようとすることは、はっきり言って現実的ではありません。
テストに受かるためのポイントがあるので、そこをしっかり抑えて勉強するのが賢いやり方です。
この記事では学生のための生化学の勉強法をお伝えしています。
苦手意識がある人でも勉強できるコンテンツを紹介しているので、そこから始めれば自然と生化学が分かるようになっています!
ぜひ参考にしてみてください。
目次
看護学生が生化学のテストに受かるための勉強法
生化学のテストに受かるためにはポイントを押さえる必要があります。
授業や教科書を1から100まで覚えるのは現実的ではありませんよね。
しかし、要点を絞って覚えれば少ない勉強時間で効率よくテストで点を取れるようになります。
この章では具体的にどこに要点を絞った方がいいのかをお伝えします。
国家試験の勉強をするときにも生きてくる方法なので最後まで見てください!
先生が重要だといったところを覚える
テストで点を取るためにもっとも大事なことは先生が言ったことを覚えておくことです。
当たり前と思うかもしれませんが、先生がホワイトボードに書くことは基本的に重要なことが多いです。
過去の国家資格で出題されたところや先生自身の経験から大事だと思うところには自然と熱が入り、生徒に伝えようとします。
もっとも効率のいい覚え方はそんな先生の話しを聞いてメモを取っておくことです。
ここを押さえておくだけで勉強効率が非常に良くなります!
教科書は深堀りしない
テストに合格するためには、実は教科書を深掘りしないことが大切なんです。
教科書に書いてあることを覚えればいいと思う人もいると思います。
実は学生が使う教科書は色々な参考書からまとめられているので、教科書を深掘りするだけだと理解できないことがあります。
本当に理解するためには基になった参考書を読まないと分からないケースがあるのです。
何よりそこまで覚えてもテストや臨床で生きてくることは少ないので、教科書を広く覚えた方が圧倒的に得です。
イメージ(図)で覚える
生化学を簡単に覚えることはイメージ(図)にすることです。
教科書で1から文字を目で追って、それをノートに書き写した所で覚えることはできません!
例えば、解糖系をグルコース➡グルコース6-リン酸➡フルクトース6-リン酸と文字で書いてもキリがありません。
何より書くことでいっぱいになってしまうため、ほとんど覚えていないなんてこともあります。
自分で絵に書いて覚えるとテストの時に思い出せることがあります!
語呂で覚える
テスト対策として語呂を使って覚えることもおすすめです!
基本的に生化学は単語をたくさん覚えないといけないため、丸暗記は大変です。
自分に合ったオリジナルの語呂を作成するだけで頭に残るようになります!
語呂で覚えると卒業後に現場にでても、語呂を使って思い出すこともあるので作っておいて損はありません。
作れない人のためにおすすめサイトも添付しておくので参考にしてみてください。
生化学の勉強におすすめなコンテンツ
生化学の勉強は教科書だけでやると挫折しやすいです。
1-2「教科書を深掘りしない」で伝えた通り、科書は色々な参考書からまとめられているため理解が難しい内容になっていることがあります。
難しい内容を文字を独学でやっても時間がかかってしまうため、YOUTUBEを始め各コンテンツの力を使った方が早く覚えることができます!
最近ではマンガや学生向けの書籍も増えてきたので覚えやすい環境が整ってきています。
この章では学生の人に特におすすめなコンテンツを紹介するので、勉強に詰まっている人は参考にしてみてください。
YouTube
特におすすめなのはYouTubeの動画です。
過去同じような悩みを抱えた人が学生向けに動画を作成していることが多いので、分かりやすい内容になっています。
学生の頃に苦労したことや分からなくて悩んだことが分かるように作られているため、学習の助けになることは間違いないです。
文字だけでは覚えづらい所も映像になると頭に入りやすくなるので、勉強効率が上がると思います。
特にWEB玉塾の動画はアニメを使って見やすくなるような工夫がされているのでおすすめです。
URL:生化学(生物&化学)byWEB玉塾 – YouTube
マンガ
YouTube以外にもマンガもおすすめな方法です。
特にはたらく細胞は学生から一般人まで幅広くおすすめされています。
学校の授業でも使われている信頼性の高い内容と分かりやすさを兼ね備えている教材なんです。
マンガの内容がそのままテストに出てくるわけではありませんが、身体のイメージをしやすくするためにおすすめです。
厚生労働省が共同企画をして、コロナの解説動画を日本語版や英語版を作成するなど世界的にも有名なマンガです!
URL:はたらく細胞(1) (シリウスコミックス) | 清水 茜 |本 | 通販 | Amazon
URL:『はたらく細胞』ムービングコミック「新型コロナウイルス編」&「感染予防編」 世界無料配信! |月刊「少年シリウス」公式サイト
初心者向けの書籍
YOUTUBEやマンガなどで内容を理解してきた人は書籍で勉強することもおすすめしています。
高校生や医療系の学生向けに生化学をまとめた書籍が販売されています。
イラストや図などで分かりやすくまとめているのが特徴で、復習や見直すときにも便利です。
マンガやYOUTUBEだけだと、少し深い所まで説明されないことも多いので理解度を深めるためにも必要だと思います!
おすすめをいくつか紹介するので参考にしてみてください。
URL:のほほん生化学 | 玉先生, 大和田潔 |本 | 通販 | Amazon
URL:これだけ! 生化学 第2版
勉強効率を上げる方法
生化学の勉強は友人と一緒にやるのが一番効率が良いです。
専門用語が多く暗記がどうしても必要な場面があるので独学だと長続きしないことが多いです。
友人同士でお互いに問題などを出し合うだけで、自分の理解度や苦手な場所が分かるようになるのでおすすめしています。
問題作成や解説をするようになると、自然と理解度が増すのでいつのまにか得になるくらい知識がつきます!
この方法はテスト対策にもなるのでおすすめです。
生化学が看護のどの場面で必要になるのか
生化学は看護をするときの病態把握や適切な処置のために必要になるんです。
例えば、むくみは水分や塩分が問題なだけではありません。
アルブミン(タンパク質の一種)不足からくる浸透圧の低下などからも起こります。
生化学の知識がないとアルブミン不足という問題に気が付くことができないし、不足する原因がなんなのか探ることすらできません。
生化学をしっかり学ぶことは患者に適切な処置をするために必要不可欠な学問なんです。
※アルブミン不足の解説は下記の画像を参考にしてください
まとめ
生化学の勉強は独学では難しいです。
テストに受かるためにポイントがあるのでそこをしっかり抑える必要があります。
しかし、苦手意識を持っている人も多いため生化学の勉強におすすめなコンテンツもたくさん存在するのでそちらを利用することもおすすめです。
一人で勉強するのは効率も悪いので、友人と一緒にやるのがいいです!
生化学の知識は現場で使うことが多いので、学生のうちにしっかり覚えると将来役に立ちます。
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