歯科衛生士が行う栄養指導とは?身に付けるべき歯科栄養の学び方3選

一般社団法人臨床栄養医学協会

執筆者一般社団法人臨床栄養医学協会
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当臨床栄養医学協会では、生化学及び生理学に基づく栄養学に関する正しい知識の普及と、ビジネス化推進を行います。
「知識を得る」「資格取得」だけではなく、必要な経験・実績を積むことでビジネス化をサポート致します。

歯科衛生士が行う栄養指導とは?身に付けるべき歯科栄養の学び方3選

皆さんは、口腔ケアにおいて食事と栄養が果たす役割をどれだけ理解できているでしょうか?

患者さんに相談された際に、的確なアドバイスを提供できる歯科衛生士はまだまだ少ないです。

しかし、こうした栄養指導は独学では限界があり、実際の現場でどのように栄養指導を行うべきか悩むことも多いでしょう。

 

この記事では、歯科衛生士としての栄養指導の現状と重要性を解説し、歯科衛生士が栄養指導を学ぶための具体的な方法も紹介します。

栄養指導の知識を深め、患者さんからの信頼を得て、より専門性の高いケアを提供できる歯科衛生士を目指しましょう。

 

歯科衛生士としての栄養指導とは?

歯科衛生士としての栄養指導とは?

最近、歯科衛生士による栄養指導が注目されていますが、その現状はどうなっているのでしょうか。

現場の歯科衛生士の声を聞くと、栄養指導の機会は増えているものの、まだ自ら積極的に栄養の話を持ち出すことは少ないようです

多くの場合、患者からの質問に答える形で栄養指導が行われています。

例えば、患者さんから「どのような食事が歯に良いのか?」といった質問を受けることがあり、それに対して適切なアドバイスを提供することが求められます。

 

しかし、こうした栄養指導の場面では、独学だけでは限界を感じることも多いです。

特に、最新の栄養学の知識や具体的な指導方法については、現場での実践を通じて学ぶ必要があります。

そこで、歯科衛生士が積極的にセミナーに参加したり、専門書を読んだりする必要性が高まっています。

 

そして、管理栄養士が歯科クリニックで勤務するケースが増えているものの、栄養指導に追加料金が発生することはほとんどありません。

これは、栄養指導が患者サービスの一環として提供されているためです。

さらに、歯科クリニックに管理栄養士がいることはクリニックのイメージアップにも繋がり、栄養指導の重要性がますます認識されるようになっています。

 

歯科衛生士が栄養指導を効果的に行うためには、患者のライフステージに応じた指導が求められます。

例えば、子供には親に向けた食育の指導、高齢者には口腔ケアと食事のバランスに関するアドバイスが重要です。

こういったことで患者からの信頼を得やすくなり、より専門的なケアを提供することができます。

次の章では、具体的な栄養指導の事例を紹介し、歯科衛生士がどのように患者にアプローチできるかを解説します。

 

歯科衛生士が知っておくべき栄養指導の具体例

歯科衛生士が知っておくべき栄養指導の具体例

歯科衛生士が患者さんに対して効果的な栄養指導を行うためには、さまざまなケースに応じた具体的なアドバイスが必要です。

患者さんのライフステージや健康状態に合わせた指導を行うことで、口腔健康の維持・改善に繋がります。

 

この章では、患者さんからよく寄せられる質問とその回答を通じて、高齢者、糖尿病や生活習慣病を持つ患者そしてお子様に対する栄養指導の具体例を紹介します。

それぞれの事例を通じて、歯科衛生士がどのようにアプローチし、適切なアドバイスを提供できるかを知りましょう。

 

事例1)高齢者の口腔ケアと食事の関係

高齢者の口腔ケアにおいて、食事と栄養は非常に重要な役割を果たします。

ここでは、高齢者の患者からよく寄せられる質問とその回答を通じて、具体的な栄養指導の方法を紹介します

 

質問1:固いものが噛めなくなってきたのですが、どのような食事が良いですか?

回答:

噛む力が弱くなることが多いため、やわらかい食材を使ったバランスの良い食事がオススメです。

例えば、タンパク質を多く含む肉や魚など焼くと固くなりがちになる食材は、煮込むことで柔らかくなります

野菜はスープやペースト状にするなどの工夫をすると良いでしょう。

また、豆腐やヨーグルトなど、やわらかくて栄養価の高い食品を積極的に摂取することもおすすめです。

 

質問2:高齢者に特に重要な栄養素は何ですか?

回答:

高齢者にとって特に重要な栄養素としては、カルシウムやビタミンDが挙げられます。

これらは骨の健康を維持するために不可欠です。

特にビタミンDが豊富な鮭やサバ、イワシなどの魚類は積極的に摂ると良いでしょう。

また、タンパク質も筋力を維持するために重要な栄養素です。

牛乳やチーズなどの乳製品、納豆や味噌などの大豆製品を積極的に摂取するようにアドバイスしましょう。

 

事例2)糖尿病や生活習慣病の予防について

糖尿病や生活習慣病は、口腔健康に大きな影響を及ぼします。

適切な栄養指導を通じて、これらの病気を予防することが重要です。

糖尿病や生活習慣病の予防に関する患者からよく寄せられる質問とその回答を紹介し、口腔ケアとの関係を解説します。

 

質問1:糖尿病は歯にどのように影響しますか?

回答:

糖尿病は歯周病のリスクを高める可能性があります。

なぜならば血糖値が高い状態が続くと、唾液の分泌が減少し、口腔内の自浄作用が低下します。

そうなると歯垢が溜まりやすくなり、歯茎の炎症や歯周病が進行しやすくなります。

また、口腔乾燥(ドライマウス)は口内の細菌バランスを崩し、虫歯や口腔内感染症のリスクを増加させます。

食物繊維が豊富に含まれる野菜、果物、ナッツ、種子、豆類などを多く摂ることで、咀嚼が増えて唾液の流れを良くし、口腔内の自浄作用をサポートします。

 

質問2:歯周病の予防にはどのような食事が良いですか?

回答:

歯周病の予防には、抗炎症作用のある食品を取り入れることが効果的です。

例えば、ブロッコリーやほうれん草などの野菜や、ブルーベリーやイチゴなどのベリー類には、抗炎症作用があるビタミンCやβカロテンが豊富に含まれています。

また、サーモン、マグロ、イワシ、サバなどの魚を選ぶことで、オメガ-3脂肪酸やビタミンDを多く摂取でき、歯茎の健康を維持し、唾液分泌を促進して歯周病の進行を防ぐことができます。

 

事例3)お子様の食育について

子供の食育は、口腔健康と全身の健康において非常に重要な役割を果たします。

子供たちが成長期に適切な栄養を摂取することは、健康な歯と歯茎を育てるために欠かせません。

ここでは、子どもの歯に関するよくある質問とその回答を通じて、お子様の食育に関する具体的なアドバイスを紹介します。

 

質問1:子供の歯を健康に保つためにはどのような食事が良いですか?

回答:

子供の歯を健康に保つためには、カルシウムやビタミンDを豊富に含む食品を取り入れることが重要です。

乳製品(牛乳、チーズ、ヨーグルト)や魚(サーモン、サバ)、緑黄色野菜(ブロッコリー、にんじん)を積極的に摂取させましょう。歯に良い食材を選びましょう。

また、糖分の多いお菓子や飲み物を摂取する習慣を付けないことも大切です。

 

 

質問2:おやつにはどのようなものが良いですか?

回答:
虫歯予防の観点から、おやつには砂糖類の少ないものを選ぶことが重要です。

例えば、ビタミンや食物繊維が豊富なリンゴやバナナなどのフルーツ類や、カルシウムが豊富なヨーグルトやチーズなどの乳製品が良い選択です。

スナック菓子の中ではポップコーンがオススメです。ポップコーンはとうもろこしを原料としており、ビタミンB群(特にビタミンB1、B3、B6)やミネラル(鉄、マグネシウム、リン、亜鉛)が含まれています。

これらの栄養素は、骨や歯の強化にも役立ちます。

また、おやつの後には必ず歯磨きをする習慣を身につけることも大切です。

 

歯科衛生士が栄養指導を学ぶ方法

歯科衛生士が栄養指導を学ぶ方法

歯科衛生士が栄養指導を効果的に行うためには、適切な学習方法を選ぶことが重要です。

この章では、栄養指導のスキルを高めるための具体的な方法を紹介します。

まずは、初心者向けの栄養学書籍からセミナーへの参加、そして最後に栄養学の資格取得について説明します。

それぞれの方法が持つ利点を理解し、自分に合った学習方法を選びましょう。

 

栄養学の書籍紹介(難易度★☆☆)

栄養指導の基本を学ぶための最初のステップとして、栄養学に関する書籍を読むことは非常に有効です。

書籍を通じて、体系的な知識を得ることができ、実践に役立つ情報を身につけることができます。

 

この章では、歯科衛生士に特に役立つ栄養学の書籍を紹介します。

初心者でも理解しやすい内容で、実際の現場で活用できる知識が詰まった書籍を選びました。

まずはこれらの書籍を手に取り、栄養指導の基礎をしっかりと学びましょう。

 

1.歯科と栄養が出会うとき 診療室からはじめる! フレイル予防のための食事指導

歯科と栄養が出会うとき 診療室からはじめる! フレイル予防のための食事指導

この書籍は、歯科医師や歯科衛生士が栄養について学ぶための実践的なガイドブックです。

高齢患者において「治療しても食べられない」問題の背景には、フレイルや栄養不足が大きく関わっています。

本書は、フレイルをキーワードに栄養と歯科の関係を解説し、診療室でのフレイルチェックや栄養状態の評価方法を紹介しています。

また、具体的な食事指導の方法や、症例を通じた実践例も豊富に掲載しています。

 

歯科衛生士におすすめな理由

この書籍は、歯科衛生士が患者の栄養状態を総合的に評価し、適切な食事指導を行うための知識とツールを提供しています。

高齢者のフレイルや栄養不足が口腔健康に及ぼす影響を理解し、具体的な対策を学ぶことでより包括的なケアを提供することが可能になります。

実践的なアプローチが詳しく解説されているため、現場で直ちに活用できる点も大きなメリットです。

 

価格:¥4,620 (税込)

URL:歯科と栄養が出会うとき 診療室からはじめる! フレイル予防のための食事指導

 

2.歯科でできる実践栄養指導

歯科でできる実践栄養指導

この書籍は、歯科衛生士や歯科医師が栄養指導を行うための実践的なガイドブックです。

全身の健康維持・増進には口腔内を良好な状態に保つことが重要であり、栄養指導の重要性が高まっています。

本書は、歯科でどのような栄養指導ができるかを具体的に解説し、必要な栄養素の知識や最新のエビデンスを示しています。

また、一流のアスリートを支える栄養の専門家である山本義徳氏が監修しており、信頼性の高い内容が提供されています。

 

歯科衛生士におすすめな理由

歯科衛生士が即実践できる具体的な栄養指導方法を提供しており、明日からでも患者に対して効果的なアドバイスができる点が魅力です。

口腔健康を維持するための栄養知識を幅広くカバーしているため、患者の多様なニーズに対応できます。

また、口腔内のトラブルごとに適切な栄養指導を行うための具体例が豊富に掲載されており、実践的なスキルを身につけることができます。

監修者が一流のアスリートをサポートする栄養専門家である点も信頼性が高く、最新のエビデンスに基づいた知識を学べることが大きなメリットです。

 

価格:¥4,950 (税込)

URL:歯科でできる実践栄養指導

 

セミナーへ参加する(難易度★★☆)

栄養指導のスキルを高めるためには、実践的な学びが不可欠です。

セミナーに参加することで、最新の知識や技術を直接学ぶことができ、実際の現場での応用力を養うことができます。

 

セミナーに参加することで専門家からの指導を受けることができます。

また、同じ志を持つ仲間と交流することで、モチベーションを高められるんです。

まずはこれらのセミナーに参加し、実践的なスキルを身につけてみるのはいかがでしょうか。

 

1.歯科衛生士応援サイトDキャリアプラス

Dキャリアプラスは、歯科衛生士の転職・復職を支援し、生涯現役で活躍できるようサポートするプラットフォームです。

歯科衛生士の資格を持つ人が、ライフイベントによって歯科クリニックでの勤務が難しくなった場合でも、資格を活かして働き続けるための情報や研修を提供しています。

日本全国にいる歯科衛生士をもっと元気にし、歯科衛生士が社会で認知され、憧れの職業になることを目指しています。

 

そしてDキャリアプラスが提供するセミナー情報は、最新の知識や技術を習得し、実践的なスキルを身につけることができる情報です。

セミナーはオンラインや対面で開催され、多くの歯科衛生士が参加しています。

歯科衛生士としてのスキルを向上させ、患者へのケアをより充実させることができます。

最新の知識を学び、実践的な技術を身につけるために、これらのセミナーを活用しましょう。

 

【開催中のセミナー】

・はじめよう!やってみよう!口腔機能低下症の管理

概要:
口腔機能低下症の管理についての基礎から応用までを学びます。


対象者:
歯科衛生士

 

・舌で未病を察知 舌から読み取れる健康状態

概要:
舌の状態から健康状態を読み取る方法を学びます。

対象者:
歯科衛生士

 

・栄養とUDF(ユニバーサルデザインフード)の勉強会

概要:
ユニバーサルデザインフードを活用した栄養指導について学びます。


対象者:
歯科衛生士(現在、歯科衛生士として働いていない方も歓迎)

 

※上記のセミナーは2024年5月の情報です。最新の情報は下記のURLからご確認ください。

URL:Dキャリアプラスセミナー情報

 

2.歯科従事者のための会員サービスG-PLUS

G-PLUSは、歯科従事者のために提供される多機能な会員サービスです。

開業、承継、学び、情報収集、インフラ整備など、歯科従事者が直面するさまざまな悩みや課題を多方面からサポートします。

 

G-PLUSではセミナー情報も豊富に掲載しており、臨床情報から経営・保険の知識まで幅広いテーマをカバーしています。

また一流の講師陣による実践的なセミナーを通じて、最新の知識と技術を習得することが可能です。

対面およびオンライン形式で提供され、症例紹介やデモンストレーションを通じて、具体的かつ実践的なスキルを学ぶことができます。

忙しい歯科従事者でも参加しやすいよう、アーカイブ配信も利用可能で、最新の知識を柔軟に習得できます。

 

【開催中のセミナー】

・CAMBRA定期管理型予防セミナー

概要:
CAMBRA(Caries Management by Risk Assessment)アプローチを用いて、リスク評価に基づく虫歯予防の方法を学びます。栄養と口腔健康の関連性を理解し、患者に効果的な予防策を提案します。

対象者:
歯科衛生士

 

・歯科衛生士とお菓子会社のトークライブ~オーラルフレイル編~

概要:
お菓子会社との共同企画で、オーラルフレイルに関する知識を深め、実践的なケア方法を学びます。お菓子が口腔健康に与える影響について理解し、患者に適切なアドバイスを提供できるようになります。

対象者:
歯科衛生士(現在、歯科衛生士として働いていない方も歓迎)

 

※上記のセミナーは2024年5月の情報です。最新の情報は下記のURLからご確認ください。

URL:G-PLUS

 

栄養学の資格を取得する(難易度★★★)

栄養指導のスキルをさらに高め、専門性を持った歯科衛生士として活躍するためには、栄養学の資格を取得することが非常に有効です。

書籍やセミナーを通じて基礎的な知識を学び、実践的なスキルを身につけた後、資格取得に挑戦することで、より専門的な知識と技術を体系的に習得することができます。

資格を取得することで、自信を持って患者に栄養指導を行い、歯科衛生士としてのキャリアも広がる可能性があります。

この章では、栄養学の資格取得について、そのメリットと具体的な資格を紹介します。

 

1.臨床栄養医学指導士(臨床栄養医学協会)

臨床栄養医学協会は、生化学および生理学に基づく正しい栄養学の知識の普及とそのビジネス化を推進することを目指しています。

この協会では「知識を得る」「資格取得」だけでなく、実際の経験や実績を積むことでビジネスへの展開をサポートしています。

 

資格の概要と特色

臨床栄養医学指導士コースは、働きながら栄養学の基礎から応用まで学べ、セミナー講師や栄養相談のスキルも習得できます。

80時間のメイン講座と110時間以上のオプション動画があり、いつでも視聴可能です。

24時間サポートのグループチャットや、毎週のリアルZOOMセミナーで疑問点を解消できます。

さらに、100時間を超えるWEBセミナーと、80時間のアーカイブ動画で効率的に学べます。

認定試験に合格すると、臨床栄養医学指導士®の資格が発行され、ビジネス展開のサポートも受けられます。

 

受講期間と費用

受講期間

年4回の受講期間(第1期から第4期)で、3ヶ月間の受講後さらに3ヶ月間の認定試験のレポート作成期間が設けられています。

 

費用

臨床栄養医学指導士コース:165,000円(税込、一括のみ)

認定臨床栄養医学指導士コース:249,800円(一括)、259,200円(分割可能)

 

歯科衛生士が取得するメリット

臨床栄養医学協会の資格は、歯科衛生士が患者に対してより専門的で効果的な栄養指導を行うための強力なツールとなります。

これにより、歯科衛生士としてのキャリアをさらに充実させることも可能です。

 

①専門知識の向上

栄養学の基礎から応用までを学ぶことで、より専門的で正しい知識を深めることができます。

歯科衛生士が栄養指導をするにあたり、最新の栄養学や情報を患者さんへ提供することで、患者さんの健康改善に寄り添い、信頼を得ることができるでしょう。

 

②患者への総合的なケア

栄養指導を含む総合的なケアを提供することで、患者の口腔健康のみならず全身の健康をサポートする能力が向上します。

 

③キャリアの可能性

臨床栄養医学指導士としての資格を持つことで、キャリアの幅が広がり、栄養指導の分野でも活躍できるようになります。

例えば、セミナー講師として活動したり、栄養相談のビジネスを展開するなど、ビジネスチャンスを広げることも可能です。

 

お問い合わせ・お申し込み

臨床栄養医学協会 

URL:臨床栄養医学協会

 

2.オーソモレキュラー栄養医学研究所(オーソモレキュラー・ニュートリション・プロフェッショナル)

オーソモレキュラー栄養療法は、栄養素と食事を通じて細胞の働きを向上させ、薬に頼らない根本治療を目指す方法です。

適切な食事やサプリメント、糖質コントロールを通じて、さまざまな病気の治療を行います。

1960年代から精神疾患の治療に応用され、日本でも多くの医師が学び、日常診療に取り入れています。

 

資格の概要と特色

オーソモレキュラー・ニュートリション・エキスパート(ONE)は、国家資格保持者を対象とした資格になります。

適切な食事やサプリメント、糖質コントロールを通じて、薬に頼らず根本的な健康改善を目指す資格です。

15回の講義で包括的な栄養学を体系的に学び、日常診療に応用できる実践的なスキルを習得します。

 

WEB配信とライブ配信の併用により、忙しい歯科衛生士でも柔軟に学べます。

資格を取得することによって、患者へのケアの質を向上させ、専門知識を証明することができます。

 

受講期間と費用

受講期間

約6ヶ月(医療系国家資格保有者向け)

 

費用

297,000円(税込・テキスト代込)

 

歯科衛生士が取得するメリット

オーソモレキュラー・ニュートリション・エキスパート養成講座は、歯科衛生士が患者に対してより専門的で効果的なケアを提供するために、基礎から応用までしっかり学ぶことができます。

 

①包括的な知識の習得

栄養素の働きや血液検査データの解釈、最新の食事方法など、幅広い栄養学の知識を体系的に学べます。

 

②根本治療のアプローチ

栄養療法を通じて、口腔健康だけでなく、全身の健康管理や病気予防に役立つスキルを身につけられます。

 

③実践的な指導

15回の講義で得た知識を、日常の歯科診療に応用し、患者の健康改善に直結する指導が可能になります。

栄養に基づいたアプローチで病気の根本的な原因を探り、パーソナライズ化した栄養管理を提供することができるでしょう。

 

お問い合わせ・お申し込み

一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所

URL:オーソモレキュラー栄養医学研究所

 

まとめ

今回は歯科衛生士が栄養指導をすることに関して詳しく解説してきました。

歯科衛生士が効果的な栄養指導を行うためには、栄養学の知識を深めることが不可欠です。

本記事で紹介した書籍、セミナー、資格取得を通じて、最新の栄養学知識を身につけることで、患者さんへの効果的な栄養指導が可能になります。

 

栄養学を活用した健康に関するアドバイスができるようになると、患者さんからの信頼や栄養指導の需要が増えるでしょう。

ぜひ、これらの方法を活用して、歯科衛生士としてのスキルをさらに磨いてください。

一般社団法人臨床栄養医学協会

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