普通便秘なら
・水分をしっかり飲みましょう
・食物繊維を摂りましょう
・発酵食品、乳酸菌を摂りましょう
と言われています。
もちろんこれも効果的です。
ただ単に水不足、食物繊維不足だったらそれを摂取するだけで改善します。
けれど、全く改善しない人も多く存在します。
その理由は、「短鎖脂肪酸を作れないから」です。
正常であれば食物繊維を摂取することで、腸内細菌が【短鎖脂肪酸】を作ってくれます。
それがエネルギー源となり、大腸の蠕動運動が促され便を肛門まで運んでくれます。
短鎖脂肪酸が作られないということは、蠕動運動が行えず便秘に直結します。
なぜ、食物繊維を摂取しても短鎖脂肪酸が作られないのでしょうか?
実は、このような方には
「消化機能が弱い」
「腸内細菌バランスが崩れている」等の共通点があります。
このような方は短鎖脂肪酸をうまく作ることができません。
短鎖脂肪酸を作るには大腸内のpHが重要です。
本来は大腸内のpHは7程度ですが、
「消化が弱く、未消化物が多くなっている状態」
「短鎖脂肪酸を産生する細菌が少なくなっている場合」
ではpHが酸性に傾いてしまっていることが多いです。
pHが低下して酸性になればなるほど短鎖脂肪酸の産生はできなくなります。
そのような方が食物繊維や発酵食品を摂っても改善は難しいです。
「消化機能低下」、「腸内細菌バランスの悪化」の根本原因にアプローチする必要があります。
根本原因にアプローチすることが重要となりますが、別の方法でも一時的に便秘を改善させることが可能です。
その方法は、【短鎖脂肪酸を直接摂取する】です。
腸内細菌で作れなければ直接入れましょう!
乳製品(牛乳、ヨーグルト、バター)、酢などは短鎖脂肪酸を多く含んでいるので、直接大腸のエネルギー源となります。
しかし急激に増やすのではなく、若干増やして様子をみてください。
乳製品は腸内環境が悪い方にとって、デメリットになる場合があるので食べた時の反応をみてください!
体調不良となる場合は速やかに中止してください!
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