なぜヒトは炭水化物が必要なのか?

一般社団法人臨床栄養医学協会

執筆者一般社団法人臨床栄養医学協会
(この著者の記事一覧はこちら )

当臨床栄養医学協会では、生化学及び生理学に基づく栄養学に関する正しい知識の普及と、ビジネス化推進を行います。
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なぜ人は炭水化物が必要か

なぜ人は炭水化物が必要か  

 
こんにちわ! 栄養講師の小笹です^ ^ 本日の記事は 【なぜヒトは炭水化物が必要なのか】です!
 

 

毎回投稿を見てくださっている方は、糖の重要性を徐々に理解してくださっていると思います。

結局最後は、「糖代謝」が大事という結論になりますからね。笑

 

今回は、 なぜヒトは炭水化物=糖が必要になったのか?を詳しく解説します!
歴史を見ると、ヒトと炭水化物は切っても切れない関係がわかりますよ(^ ^)

 

人類の歴史から考える

ヒトは、600万年前チンパンジーから進化したと言われています。
この時は、脳は今ほど大きくはありませんでした。

脳の大きさ

そして200万年前急激に脳を拡大させます

 

その要因は「火の使用と言われています。

 

火の使用による変化

火の使用により、今まで消化しきれなかった根茎類(現代でいうサツマイモ・ジャガイモ)を消化しやすい状態で摂取できるようになります。

そのことで大量にブドウ糖を摂取することや、腸を短くすることが可能になりました。(脳トレードオフ)

 

脳の成長にはグリア細胞が大事です。そのグリア細胞を発達させるのはが重要であると言われています。

 

ヒトは火を使い、炭水化物=糖を大量に摂取することで、他の生物とは大きく異なる巨大な脳を持つことができました。

 

そのため、脳はほぼしかエネルギーにできません。
ケトン体では脳の必要量の20%程度しか補えません。

 

脳の重量は身体の2%にすぎませんが、ブドウ糖の25%血糖の60%を使用します。

脳

 

大きな脳を持ったヒトは、糖を大量に摂取することは義務付けられているようなものです

 

ご飯やパン、果物、サツマイモ、ジャガイモ、かぼちゃ、甘いスイーツ

これらを欲するのは生理的に正しいですし、不足すると真っ先に影響が出るのはです。

 

しかし、現代では炭水化物の摂取量が減り、脂肪の摂取量が増えています^^;

そして糖質制限が流行っています。

PFCバランス

 

進化の歴史から見ても、ヒトには脂肪過多の食事は合いません。

そして代謝から見ても、が一番クリーンにエネルギーを作ります。

 

脂肪・タンパク質をメインにエネルギーにしたらデメリットが多いことも確認できます。

 

食事を考える時には、今までの600万年の歴史ではどのようなものを食べて進化してきたのか?

を考えることが重要です!

 

しっかり脳を働かせるためにも、糖を適切量食べましょう!

お読み頂き有難う御座います

 

 

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