毎回投稿を見てくださっている方は、糖の重要性を徐々に理解してくださっていると思います。
結局最後は、「糖代謝」が大事という結論になりますからね。笑
今回は、 なぜヒトは【炭水化物=糖】が必要になったのか?を詳しく解説します!
歴史を見ると、ヒトと炭水化物は切っても切れない関係がわかりますよ(^ ^)
人類の歴史から考える
ヒトは、600万年前にチンパンジーから進化したと言われています。
この時は、脳は今ほど大きくはありませんでした。
そして200万年前に急激に脳を拡大させます。
その要因は「火の使用」と言われています。
火の使用による変化
火の使用により、今まで消化しきれなかった根茎類(現代でいうサツマイモ・ジャガイモ)を消化しやすい状態で摂取できるようになります。
そのことで大量にブドウ糖を摂取することや、腸を短くすることが可能になりました。(腸–脳トレードオフ)
脳の成長には【グリア細胞】が大事です。そのグリア細胞を発達させるのは【糖】が重要であると言われています。
ヒトは火を使い、【炭水化物=糖】を大量に摂取することで、他の生物とは大きく異なる巨大な脳を持つことができました。
そのため、脳はほぼ糖しかエネルギーにできません。
※ケトン体では脳の必要量の20%程度しか補えません。
脳の重量は身体の2%にすぎませんが、ブドウ糖の25%、血糖の60%を使用します。
大きな脳を持ったヒトは、糖を大量に摂取することは義務付けられているようなものです。
ご飯やパン、果物、サツマイモ、ジャガイモ、かぼちゃ、甘いスイーツ
これらを欲するのは生理的に正しいですし、不足すると真っ先に影響が出るのは【脳】です。
しかし、現代では炭水化物の摂取量が減り、脂肪の摂取量が増えています^^;
そして【糖質制限】が流行っています。
進化の歴史から見ても、ヒトには脂肪過多の食事は合いません。
そして代謝から見ても、糖が一番クリーンにエネルギーを作ります。
脂肪・タンパク質をメインにエネルギーにしたらデメリットが多いことも確認できます。
食事を考える時には、今までの600万年の歴史ではどのようなものを食べて進化してきたのか?
を考えることが重要です!
しっかり脳を働かせるためにも、糖を適切量食べましょう!
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