糖質制限、ロカボなどの【低糖質】が流行っているので、
炭水化物(糖質)=太る
というイメージがあると思いますが、これは間違っています。
「炭水化物を摂って太る」は、結果であって原因ではありません。
太る原因は「脂質の過剰摂取」がほとんどです。
現代では「炭水化物の過剰摂取」と思っている方が多いですが、全く逆です。
「炭水化物不足、脂質過剰」となっています。
なぜ【炭水化物不足、脂質過剰】が太るのか?
これは
・代謝低下
・耐糖能低下
が大きく関係しています。
身体は炭水化物(糖質)をメインにエネルギー産生するようにできています。
これは代謝過程を見れば一目瞭然です。
※脂質をメインエネルギーにすることで、呼吸商低下、活性酸素増加、アルデヒドの発生、糖新生・ケトン体産生による肝臓への負担など、エネルギーを産生する代謝過程においてデメリットが多くあります。
そして脂質過剰摂取により、耐糖能が低下します。
(耐糖能=糖を代謝する能力)
脂質から作られるアシルCoA、クエン酸が糖代謝で必要な酵素をブロックして、糖が正常に代謝されません。
耐糖能低下
→糖質が使われない
→血液中に余る
→血糖値の上昇
→インスリンの過剰分泌
→脂肪になりやすい
このような悪循環に陥ります。
炭水化物は通常、脂肪にはなりにくいです。
しかし、耐糖能が低下している方は血糖値の乱高下が起こりやすく、インスリンの過剰分泌によって必要以上に脂肪に変換されてしまいます。
現代人は耐糖能が低下している方が多く、結果的に炭水化物でも太ってしまいます。
しかし根本原因は「脂質過剰摂取」による代謝低下・耐糖能低下であり、糖質制限・ロカボはさらなる耐糖能低下を招いてしまいます。
炭水化物と脂質の量を適正化し、代謝改善・耐糖能改善することが太らない身体づくりには必要です!
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