貧血改善 食材の選び方

一般社団法人臨床栄養医学協会

執筆者一般社団法人臨床栄養医学協会
(この著者の記事一覧はこちら )

当臨床栄養医学協会では、生化学及び生理学に基づく栄養学に関する正しい知識の普及と、ビジネス化推進を行います。
「知識を得る」「資格取得」だけではなく、必要な経験・実績を積むことでビジネス化をサポート致します。

貧血改善 食材の選び方

貧血改善 食材の選び方

鉄欠乏性貧血」が女性では1/4とまで言われています。

今回は、効率よく鉄を摂取するためには何を食べればいいのかをお伝えします!

 

鉄欠乏の原因は複数あり、単に「鉄を含んだ食材を食べていないから」ではありませんのでご注意ください。

 

レバーや赤身肉に【】が多いのはご存知だと思います。

しかし毎日は食べられません。

 

クイズです。

 

どちらの食事の方が鉄含有量が多いでしょうか?

 

表

 

鉄の含有量が多いのはBです

A:1.53g  B:5.33gで3倍以上の差になります。

 

予想は当たりましたでしょうか?

 

 

【牛肉=鉄の含有量が多い】と思っている方が多いですが、

実は玄米や麦、大豆、緑黄色野菜(ほうれん草、小松菜)、海藻類には多くの鉄が含まれています。

 

特に玄米や麦(オートミール)などを主食にすることで、安定して鉄を摂取することができます。毎日納豆を食べるのも効果的です。

 

 

ただ玄米や麦、大豆、緑黄色野菜に含まれている鉄は非ヘム鉄であり、吸収率が悪いです。

ただ、身体に鉄が欠乏している状態では吸収率が上がると報告されています。

 

しかし非ヘム鉄だけではいけません。

肉に含まれるヘム鉄も摂らないといけません。

※ヘム鉄は摂りすぎると悪影響が報告されています

 

結局バランスよく食べることが重要です!

 

しかし現代は、圧倒的に非ヘム鉄の摂取量が少なくなっているので、【非ヘム鉄】を中心に摂るようにしましょう!

 

しかし、鉄欠乏は鉄が多いものを摂取しても改善しないことが多いです。

 

 

 

 

 

 

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過剰な鉄の喪失】【吸収障害】の影響もありです。

 

複数の要因が絡んでいるので、総合的にアプローチしていきましょう!

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