管理栄養士の合格率は9割ですが、実際働きながら試験を受ける人の合格率は2割です。
もし本気で働きながら管理栄養士を目指すなら、しっかり対策をしないと合格は厳しいです。
実際に働きながら合格した人たちの勉強法を知りたくないですか?
働きながら試験に合格した私の知り合いから、実際の勉強法などを直接インタビューしました!
具体的な勉強法やスケジュール管理方法など、試験に合格するためのステップを紹介していきますので是非参考にして下さい!
目次
勉強を始める前に絶対に確認すべきチェックリスト
働きながら効率よく勉強するためには、事前に知っておくべきことがいくつかあります。
これを知らず闇雲に勉強を進めるのは、とても危険です。
まずここでチェックリストをしっかり確認しながら勉強をスタートさせて下さい!
試験の全容を知る
働きながら勉強する難しさは、大学生と違って自分自身で勉強時間を確保するというところです。
どの期間でどれくらいの内容を覚える必要があるのかを把握し、効率よく勉強することがとても大切になってきます。
試験の全容を知ると、全てを逆算して効率良く勉強を進める事が出来ます。
範囲を知っていれば、試験までに残された日数を逆算して1日どれ位勉強をするべきか知ることが出来たり、試験の形式が分れば、それに近い参考書や過去問などより実践的なツールを購入することができます。
働きながら勉強するために一番大切なことは時間管理です!
なので、試験の全容を知ることはとても重要になります。
1年間の学習計画を立てる
試験の全容を知ることが出来たら、次は1年間の学習計画を立てましょう。
- 7月〜9月 参考書を読む/過去問を解いていく
- 10月〜2月 過去問でつまずいた部分を復習、暗記する。
- 11月、1月 模試を受ける
このように1年間の学習計画を立てることで、目標に向かって日々勉強を進めることができます。
1日に必要な勉強時間も把握できるので、より行動しやすくなるのもメリットの1つです。
忙しい時期に勉強を詰め込みすぎないように意識することも大切です。
「管理栄養士の試験に合格する!」と言った大きな目標も大切ですが、まずは「必要な勉強量を毎日こなしていく!」
と言う目標を立てて毎日確実に行動しましょう!
問題集などを購入する
試験に合格するためにはより実践的な問題集などを選びましょう!
学生時代の教科書や参考書などで闇雲に試験対策すると、試験合格はかなり難しいです。
より実践的でおすすめなのが5年間の過去問集です。
管理栄養士の試験は過去に出された問題が多く試験に出題されます。
過去5年間の試験問題をしっかり解くことで、しっかりと力がつきます。
さらに試験の形式も把握することができるので、より本番に強くなることが出来ます。
出典:Amazon.co.jp「 2024管理栄養士国家試験過去問解説集」
試験に合格するための効率のいい勉強法
働きながら勉強するということは、学生時代のように勉強時間が沢山ある訳ではないということです。
限られた時間で効率よく勉強することが、働きながら管理栄養士を目指すためにはとても大切になってきます。
ここでは試験に合格するための効率のいい勉強法を紹介していきますので、是非参考にして下さい!
初めに過去問を解く
初めに過去問を解く事で自分の弱点や重点的に勉強しないといけない範囲などを知ることが出来ます。
弱点などが分かれば、対策方法や参考書選びが変わってきます。
また試験形式で問題を解くことが出来るので、試験の流れや問題に慣れることができます。
効率よく勉強を進めていくためには自分の弱点と最適なツールを知ることがとても大切なので初めに過去問を解いて、しっかり自分の弱点を知っていきましょう!
範囲の広い分野から勉強を進める
広い分野から勉強し、その後関連した分野を進めていくことで問題の理解がしやすく効率よく勉強を進めることが出来ます。
例えば「人体の構造と機能」は範囲が広くて理解するまでは大変な分野ですが、理解ができれば次に関連性の高い「基礎栄養学」「臨床栄養学」の勉強を並行して進めていくことができます。
この様に広い分野から進めることで、次の範囲の理解がスムーズになりとても効率的に勉強を進めることが出来ます。
定期的に模試試験を受ける
模試試験を受ける事で自分の今の実力を知ることが出来ます。
自宅でダウンロード可能なので、働きながらでも無理なく模試試験にチャレンジ出来ます。
URL:管理栄養士国家試験対策・無料模試2024年度 – ファンスタディ
ただ気軽に受けられるからと言って、何度も模試を受けるのは間違い慣れをしてしまう可能性があるためオススメしません。
模試をうけるタイミングを自分で決めて、それに向けてしっかり勉強を行うことが一番大切です。
無料の模試だと侮らず、丁寧に問題を解いていきましょう!
仕事をしながら勉強する時間を作る方法
仕事をしていても無理なく勉強を習慣化させることがとても重要です。
まず1日の時間の使い方を細かく見直してみて下さい!
YouTubeやスマホ時間など、短縮できる時間がきっと見つかります。
例えば1日のうち睡眠7時間、仕事8時間で時間を使うとすると、残りは9時間。
この残り時間を効率よく使う事がとても大切です。
〈例〉
・朝7時に起床→6時起床に変えて早起きした分を1時間は参考書を読む
・通勤時間や休憩時間→スマートフォンアプリを活用
・18時〜20時→仕事終わりはカフェに向かい、2時間みっちり過去問を解く
家ではなかなか集中できませんが、外だと集中力がグっと高まります!
・22時半→就寝時間30分前に参考書をサラッと読む。
コツは無理なく続けられるスケジュールを組むことです。
参考にして、自分のスケジュールに落とし込んでみて下さい!
試験に合格するためのおすすめのツール
試験に合格するためにいくつかオススメしたいツールがあります。
なんとなくで購入した参考書などでは、やはり効率のいい勉強とはいえません。
無料で使えるものや、スキマ時間を有効活用できるツールなどおすすめする理由もしっかり解説していきますので、是非チェックしてみて下さい!
5年分の過去問集
全ての問題が過去のものから出題されるわけではありませんが、過去に出題されたものが試験に出る場合が多いです。
過去5年分の過去問をしっかりと理解しておくことで、確かな実力と自信が身につきます。
5年分の過去問集はたくさんの種類が販売されているので、実際店頭に行って本を開いて、見やすさ、読みやすさを比べて自分にあった過去問集を選ぶことをオススメします。
また過去問集は何冊も購入せず、同じものを繰り返し解いて行きましょう!
過去問が解けるスマートフォンアプリ
通勤時間や仕事の休憩時間など、スキマ時間を上手に活用する方法がスマートフォンアプリです。
キーワード・科目・年度から国試問題を絞り込む事が可能で、過去5年分の問題から検索できます。
過去問集などを開く事が出来ない場合などは、スマートフォンがあれば手軽に過去問を解くことができすので、仕事をしながら管理栄養士を目指すのであれば必ずダウンロードしたいアプリです!
URL:管理栄養士 国家試験&就職情報アプリ | 過去問を徹底対策【グッピー】
YouTubeを活用する
YouTubeでも試験の過去問解説などが紹介されています。
仕事をしながらどうやって管理栄養士の試験に合格したのかなど、よりリアルな声を聞くことが出来るので勉強だけでなくマインド面でも参考になることが多いです。
YouTubeのコメント欄などでコミュニケーションをとることも出来るので、わからない部分や勉強方法などを直接質問できるかもしれません。
試験に落ちてしまう人がやりがちな行動
残念ながら試験に落ちてしまう人がやってしまっている行動があります。
一見、勉強に一生懸命に見えてしまう行動も実は危険だったりします。
せっかく勉強したのに、試験に落ちてしまうなんてことの無いようにしっかりここで確認をして必ず行わないようにしましょう!
色々な問題集や参考書に手を出す
それぞれの参考書で異なる情報が載っていたり、問題の出題のニュアンスが変わったりします。
あまり情報量が多くなってしまうと、しっかり勉強に集中できなくなる事がありますので、主に使用する参考書は1〜2、多くても3冊にしましょう。
過去問集などは1冊に絞り込み、繰り返し何度も問題を解くのが良いです。
詰め込みの勉強をする
詰め込みにをしようとすると、どうしても夜更かしや食事の欠食などが起こってしまいます。
そうすると本来の自分のパフォーマンスが落ちてしまい、なかなか意味のある勉強をすることが出来ません。
3章「仕事をしながら勉強時間を作る方法」を参考に、スケジューリングしてみて下さい。
自分にあったスケジュールで、毎日コツコツとこなしていくことが管理栄養士の試験に合格する近道です!
まとめ
働きながら試験を受ける人の合格率は2割と難しいものとなっていますが、しっかり対策を行えば管理栄養士の試験に合格することが出来ます!
効率のいい勉強法やスケジュール管理を知ることで、より合格に近づきます。
ぜひ今回の記事を参考にして、日々の勉強に力を入れて下さい!
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