本当に管理栄養士は仕事がないのか?求人率や就職先などから徹底解説

一般社団法人臨床栄養医学協会

執筆者一般社団法人臨床栄養医学協会
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当臨床栄養医学協会では、生化学及び生理学に基づく栄養学に関する正しい知識の普及と、ビジネス化推進を行います。
「知識を得る」「資格取得」だけではなく、必要な経験・実績を積むことでビジネス化をサポート致します。

『管理栄養士は仕事がない』そんな話を良く耳にしませんか?

厚生労働省が発表している「職業情報共有サイト」では、栄養・管理栄養士の有効求人倍率は4.27です。

これは1人当たり、4件の求人がきている数値になります。

データから見ると実は就職先はあります。

 

では何故管理栄養士は仕事がないと言われているのでしょうか?

 

その要因として、自分のやりたい仕事がないというのがあります。

管理栄養士は栄養士を踏まえてなることになるため、何かしらの目的をもって管理栄養士になる人が多いです。

  • 栄養指導
  • 栄養素の計算
  • 献立の立案
  • 企業での新メニュー作成
  • 食育

など

自分のやりたいことができる職場が無いから『仕事がない』と表現する人がいます。

 

この記事では、管理栄養士として本当にやりたいことにありつくことができないのか?

やりたいことをやるための方法について解説しています。

臨床栄養医学指導士とは
臨床栄養医学指導士とは

管理栄養士の仕事はないって本当?

管理栄養士は仕事が少ないというイメージがありますが、実際は1人あたり4.17件の求人がきています。

実は病院や企業からの求人では管理栄養士の求人があります。

 

出典:厚生労働省「jobtag」

 

なぜなら、病院や企業などではしっかりとした栄養の知識を持っていることを保証されている管理栄養士に仕事を任せたいと考えているからです。

特に病院などでの栄養指導は保険の関係上管理栄養士でないとできません。

このため、将来的に管理栄養士の仕事がなくなる可能性は低いと考えられます。

 

管理栄養士の将来性に関してはこちらの記事で紹介していますので、ぜひ確認してみてください!

管理栄養士は将来なくなる?飽和状態とAI化による変わりつつある現状


管理栄養士の就職先

実際に管理栄養士は専門職なだけあり、職場を選ばなければたくさんの就職先があります。

国家資格のため一定の信頼があり、公務員の採用試験も存在します。

代表的な就職先は、

  • 病院・クリニック
  • 介護施設
  • 企業
  • 公務員(地方、国家)

などがあげられます。

 

特に介護施設や市の給食センターでは多くの管理栄養士を必要としているため、求人件数が多い傾向ですが、一方で企業や病院の競争率は激しいです。

一般的には年収が高い就職先の方が倍率は高い傾向にあります。

そういった就職先を目指す場合は、突出したスキルが必要です。

 

就職先ごとの年収について詳しく知りたい場合は、こちらの記事を参考にしてください。

管理栄養士の平均年収は390万円!年齢や職場による比較も徹底解説


就職してもやりたい業務ができる人は少ない

実際に就職してもやりたかった業務ができるとは限らないのが、管理栄養士の現状です。

これこそが管理栄養士が仕事が無いと言われている大きな要因にもなってきます。

 

実際の現場では、管理栄養士のみができる業務以外にも食材の盛り付け確認や献立作成など栄養士ができる業務も兼任することがほとんどです。

病院の栄養指導などは内科の糖尿病など一部の患者がほとんどで、実際に栄養指導まで行く件数は少なかったりします。

 

そのため、管理栄養士になったのに栄養士と仕事内容が変わらないため、仕事が無いと感じる人が多いです。

そういった人たちは自分の将来のためにスキルを磨いている人もいます。

自分のやりたい業務を探すのも大事ですが、それを実践できるためのスキルを身に着けることも大切になってきます。


栄養指導を始めるなら副業からがおすすめ

求人をみてやりたいことを応募してみるのも一つの手ですが、それにはリスクが伴います。

実際にやってみると思っていたものと違っていたということがよくあります。

 

いきなり仕事を辞めて、明日からやりたいことをやる!

その考えがいかに危険なのかは容易に想像できるので、まずは副業として自分のペースで始めていくことが理想です

 

でも実際に副業をどのように始めていったらいいのか分からない人がほとんどです。

例えば栄養指導を実際にやってみると、伝え方や悩みなどを聞き出すコミュニケーションのとり方、指導の時に必要なプレゼン資料の作り方など必要な知識がたくさんあります。

それらは大学や専門学校などでは学べないということが多いです。

 

知識が無い状態で副業を始めていくのはものすごく大変なんです。

だからこそ、資格講座をお勧めしています。

そんな人は、臨床栄養医学指導士を取得することをおすすめしています。

 

臨床栄養医学指導士は、副業として栄養に携わる上で必要なスキルやビジネスとして続けていくためのスキルや考え方を学べます

実際に受講生の声として、栄養指導をする上で必要な科学的な根拠に基づいた説明方法や目標設定までの段取り、クライアントにあった栄養指導の方法などを学べたという話があります。

 

もし副業として栄養指導など栄養に携わる仕事に興味がある場合は、臨床栄養医学協会のホームページを参考にしてみてください。

 

参考: 臨床栄養医学協会 


まとめ

管理栄養士の仕事はたくさんあります。

病院を始め、介護施設や公務員など就職先はいくつかあります。

 

しかし、栄養指導など自分のやりたいことができなくて辞めていく人がいるから仕事がないと言われています。

栄養指導をしたい人はまずは、副業から始めることでリスクを減らすことができます。

おすすめは臨床栄養医学指導士で、栄養指導の方法からSNSを使った集客の方法まで学ぶことができます。

一般社団法人臨床栄養医学協会

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